千恋*万花

せんれんばんか

『千恋＊万花』とは、ゆずソフトの第9作目にあたるアダルトゲームである。

「乙女の恋はしのぶれど――。」

概要

2016年7月29日に発売されたアダルトゲーム。ゆずソフトの第9作目にあたる。コンシューマー版の販売元はNekoNyan。

日本情緒漂う温泉街を舞台にしたジャパネスク恋愛物語。

2020年6月26日にLINEスタンプが発売された。

コンシューマー版とsteam版はオリジナルのPC版と比較すると一部内容(性的表現関連)が異なる。

2022年5月26日にはニンテンドースイッチで配信。(対象年齢はCEROではなくIARC：16/激しい言葉づかいで、当該規制シーンの削除により「性的なほのめかし」は無し)

PSP版天神乱漫以来の久々のコンシューマー移植である。

2023年10月時点で全世界セールスは40万本を突破している。（ゆずソフトTwitter）

車も通っていない山の中に、『穂織』の町はある。

周りとの交流も薄いせいか、文明開化にすら乗り遅れた田舎町。

だがそのおかげで独自の発展を遂げ、

今では一風変わった温泉地として広く知られる立派な観光地。

そんな穂織の人気の一つに、特別な刀の存在があった。

【神刀―叢雨丸】

岩に突き刺さったまま、誰も引き抜くことができない刀。

のはずが、なんと有地将臣はその刀をへし折ってしまう！

予想外の事態に慌てふためく彼に突き付けられた責任。

それは『結婚』という二文字だった！

とんでもない事態にわけがわからず困惑する将臣、

だがこれも、ほんの入り口でしかない。

この先にはもっと奇妙で摩訶不思議な生活が、待ち構えていたのだから。

　初めて出会った結婚相手

　　自分だけが触れられる謎の少女

　　　そして、穂織の土地に残る呪いの秘密とは……？

めまぐるしく変わる生活の中、出会った来いの行く末はどこなのか？

全ては叢雨丸を掴んだ、その手の中に――――