概要
1954年、キャッスル作戦に巻き込まれた日本の漁船第五福竜丸が築地市場に入荷したマグロ約490tの別名。
当然これも被爆しているため食べることはできず、その他魚類500tと共に廃棄され一部は築地市場へ埋められた。そして都立第五福竜丸展示館の近くにこの悲劇を伝える石碑「マグロ塚」が建てられた。
また、第五福竜丸がマグロ漁船だったことから「マグロを食べたら被爆する」という根も葉もない噂が流れ人々の間では買い控えが続出し鮮魚店では「当店では原子マグロは一切扱っておりません」といった看板を立てなければならないほどの事態に陥った。