「イングヴェイ・マルムスティーン」(イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン)は、1980年代に活躍したスウェーデン出身のギタリスト。そのプレイスタイルは様式美(ネオクラシカル)と呼ばれるジャンルを築き上げ、世界のギタリストに影響を与えた。
プレイスタイル
イングヴェイのギターで注目されるのは「速弾き」である。イングヴェイの登場以前にリッチー・ブラックモアなどに代表される「速弾き」を売りにしたギタリストは多くいたが、イングヴェイの場合は「ハーモニックマイナー・スケール」を使用してクラシカルなメロディを弾いたことで注目される。
また、「ディミニッシュ・コード」を使用するのも特徴のひとつ。
最近は研究されつくされておりある程度パターン化されているので、練習を欠かさなければ弾くことは可能である。ただ、かなり独特で特徴的なのでちょっとでも自分の曲に取り入れようものなら、「イングヴェイみたい」と評価されてしまうので注意が必要。
人物像
常人以上にプライドが高いのは確かで、「王者」とまで言われるほど。
「天は二物を与えない」とはよく言ったもので、性格については…(お察しください)。