オーター・マドル
おーたーまどる
規則は守る為に存在する 例外は存在しない
プロフィール
概要
CV:小野友樹
砂の神杖(デザトケイン)の神覚者。魔法局魔法魔力管理局局長。ワース・マドルの兄。
両親ともに魔法局に勤める、エリート一家の長男。
警察魔法学校時代にバディを組んでいた後輩を喪ったことから、高等部からイーストン魔法学校に編入し、神覚者となった。
人物
基本的には真面目で規律にうるさい神覚者の中でも一線を画しかねないほどルールや秩序に厳格な人物であり、魔法が使えないマッシュ・バーンデッドの処遇についても誰より苛烈かつ強引に進めようとしていた。
才能重視で純血主義で知られるレアン寮生であるワースの兄なだけにスパルタを通り越して不遜な面も目立っており、知る人からは畏敬の念を込められている。
セル・ウォーに対し、尋問する際には
「お前のケツに大量の砂を流し込んでクソが一生垂れ流れる体にしてやる」
と発言し、情報を吐かせるなど一度排除対象と認識論すると、容赦なく無慈悲に徹する。
オーターの辞書に情状酌量の文字は存在しない。
一方、イノセント・ゼロとの戦いを控えた際は能力を見込んだ者としてランス・クラウンとドット・バレットに自ら厳しく苛烈だが効率的なやり方で修行を付けてパワーアップを促していく等、神覚者や指導者としての気概とメンタリティーは本物である。
修行後にパンや水などを支給するなど不器用なりにも面倒見はいい様子。ドット・バレット曰く、結構ピュアな所もあるらしい。
弟との過ごしかたを読んでいる。
過去
警察魔法学校時代は、
「ほどほどの人生をほどほどの労力で成しえる」
という目標を掲げていた。
朝7時開始のパトロールに1時間遅刻するなど、自分の目的のためなら規律を守らず合理的に最短ルートを辿ることをしていた。その挙句
「あんなことして小さな点数稼ぐのは非合理的だ……」
などと言い、警察魔法学校の後輩アレックス・エリオットに「合理性極めた感情のないマシーンと化してる!!」と嘆かれていた。ついでに「友達いなそ!!」とも言われていた。全くその通りである。
そんな数少ないオーターの理解者であったアレックス・エリオットが殉職し、
「みんなが安心して暮らせるような規律ある世界を作ってくださいよ」
と、オーターに望みを託した。
その日から利己を捨てて職務に没頭し規律の鬼となり、より多くの人を救うため冷徹になった。
そのことからか、現在のオーターの言葉や思想には、アレックス・エリオットが影響していることが多い。
アレックス・エリオットの命日には欠かさず匿名で花を贈っている。