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こんにゃく閻魔の編集履歴

2024-03-03 15:28:10 バージョン

こんにゃく閻魔

こんにゃくえんま

こんにゃく閻魔とは、源覚寺に伝わる、非公式ではあるが、アイバンク(目のドナー)伝説である。

概要

こんにゃく閻魔とは、源覚寺に伝わる、非公式の元祖アイバンク伝説である。とある老婆の願いの結果なものであり、優しい自己犠牲的な特徴がある。


むかしむかし、小石川に、とある老婆が住んでいた。彼女は、こんにゃくが大好きで、

よく、

閻魔の縁日で、こんにゃくを食べていた。

ーそんなある時ー

老婆は、何故か目が悪くなり始め、失望していた。

「だったら、このまま・・・。」

とも、

思ってたが、とある最後の綱を思いついた。

「いっそ閻魔様に頼んでみよう。するなら、それから・・・。」

そして、

老婆は、毎日毎日、閻魔に、お参りしました。「こんにゃく食べないので」と誓いながら。

ーそして、21日後。ー

老婆の夢枕に、閻魔が現れました。

「老婆よ。お前に、わしの右目をやろう。なので、失望するでない。」

ー翌朝ー

老婆は、無事、目が良くなりました。

「まさか!」

そう言って。閻魔堂に見に行くと・・・・。


閻魔の右目が潰れてました。


「ああ。なんとまあ。ありがとう、ございます。これからも、こんにゃく供えますのでよろしくお願いします。」

そして、

老婆は、こんにゃくを供え続けました。

そして

いつしか、

この小石川の閻魔堂は、

「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになりましたとさ。


余談

これは、ある意味、非公式のアイバンクとも言える。

老婆に、ドナーした理由も、「失望していた老婆を放っておけなかった」のだろう。

閻魔は、やはり、優しいのである。

あと、江戸時代に、「目(内臓)などをドナーすること」は、おそらく絶対なかったので、ある意味、最先端の治療と言える。


関連イラスト


別名・表記ゆれ



関連タグ

閻魔 アイバンク


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