概要
注意!
この記事は漫画デュエル・マスターズWINのネタバレを含みます。
ウガタこと穿田見が謎の少女ノンノに唆され、DARK_MATERIAL_COMPLEXの力で変貌した姿。
背がウィン以上に高くなり、スーパーヒーロー調の恰好をしてはいるが、言動が劣等感剥き出しだったりカレンを縛り上げたりコンプレックスによって学園を滅茶苦茶になってもおかまいなしだったりと、正気を疑うレベルで願望と行動が伴っていない。
真の力に目覚めたコンプレックスとの融合によって更にハイになり、溢れ出る全能感とため込んでいた鬱憤を吐き出すかのようなレーザーでウィンのシールドを全て吹き飛ばした。
この時のウガタはコンプレックスの力によって掘り起こされた嫌な思い出や心の闇に呑まれて暴走しているだけに過ぎず、コンプレックスも自身の一部として取り込んだウガタをそのまま食い尽くすつもりだった。(しかしウィンに謝り逃げるよう促す心が残っている辺り、完全に呑まれたわけではない模様)
コンプレックスの攻撃によってウガタの過去と闇を見た事でヒーロー願望の理由を知ったウィンは、その上で「ヒーローになる前のほうが強かった」と断言し、それを証明する為にシールドを2枚設置して水文明のカードを用いた心理戦を展開。
以前の自分の長考グセをついてきたと考えたヒーローウガタは攻撃を即決し、『神聖龍エモーショナル・ハードコア』で『アビスベル=ジャシン帝』の能力を封印する。
しかしその読みは大きく外れ、『終止の時計ザ・ミュート』によって攻撃を封じられた上に、2枚目のシールドに仕込んでいた『冥王の牙』によって『アビスベル=覇銃=ジャシン帝』を出されてしまう。
本来の長考するウガタならば、ウィンのマナゾーンに水文明のカードがあった事に気づき、ザ・ミュートで攻撃を止めてくる事を読めた筈だった。
伝説の邪神装備を蘇らせるほどの強い感情の昂りによって闇の王に覚醒したウィンの号令によるジャシンの一撃でコンプレックスは葬られ、融合が強制解除されたウガタは攻撃の余波で吹き飛んだ。
コンプレックスを倒しても怒りが収まらないウィンの目には、安全地帯で悲劇を愉しんでいた元凶の存在を捉えていた。
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