セルゲイナス
せるげいなす
ヨーロッパの伝承される悪魔の名前だが、ここではドラクエモンスターについて。
欧州の伝承に登場する悪魔サルガタナス(Sargatanas)の異称。『サルガタナス』の記事も参照。
ちなみに『ドラゴンクエスト』シリーズの英訳に際してはゴールデンゴーレムが "Balhib" 、セルゲイナスが "Bilhaw" となっており、セルゲイナスがサルガタナスと同一かどうかには疑問も残る。
概要
大きなオノをぶん回すケンタウロス体型の大悪魔。
下半身は大きな翼を持ったドラゴンのようで、その縁なのかドラゴン系に属す作品もある（ジョーカー2プロフェッショナル～イルルカまで)。
元々は青い肌だが、イルルカまでのモンスターズでは緑色で、ジョーカー3・ドラクエ11からまた青に戻った。ちなみに緑色は同系統のエメラルドーンに引き継がれている。
「この世を絶望で満たすため死の世界からやって来た」という設定に恥じず、初登場したDQ5では凄まじい攻撃力から繰り出す痛恨によって多くのプレイヤーに絶望を与え、モンスターズでも能力値の合計がかなり高いなど比較的待遇は良い。
しかしその強さにあぐらをかいているのか、ジョーカー2プロのみたまに行動をサボる「強者のよゆう」を持たされている。
アスタロト
赤い肌の上位種。胸当てを装備し、オノの代わりに死神みたいな大鎌を携えた異形の魔人。
DQ11でセルゲイナスの転生モンスターになった。
ちなみにアスタロトは元々サルガタナスの直属の上司とされる高位の悪魔で、名前繋がりでチョイスされたと思われる。
