概要
かつをどりとは、大日本帝国陸軍の計画していた無尾翼ジェット戦闘機である。試作機の事故多発で実用化はされなかった。
事故原因はテストパイロットが無尾翼機の操縦特性を理解していない状態で乱暴な操縦をした為。それどころかそのパイロットは事もあろうに『機体の性能が低いのが悪い』と自身の無尾翼機の操縦特性に対する無理解ぶりを棚に上げて機体性能に問題があると一方的に決めつけてしまった。
特徴
秋水に似た卵形の機体に尾翼はなく、尾部にジェットエンジンを搭載、翼は後退翼で先端に一枚の垂直安定板をもつ。武装は30mm機関砲を2門搭載する予定であった。
エンジンは試作までこぎつけていたが結局機体に搭載されることはなかった。