夜島拓郎
やじまたくろう
少年漫画『鵺の陰陽師』の登場人物。夜島学郎と留袖四衲の父親。
「見たか… 俺は あんなやばいやつから お前を守ったぜ」
「めちゃくちゃつえーだろ?」
人物
「特別強いわけじゃなかった」
「特別頭が切れるわけでも リーダーシップがあるわけでもなかった」
「けど 間違いなくあの人が一番の隊長だった」
元討伐隊の隊長の一人で、現4支部隊長の鶤狩兵一の師匠でもあった。鶤狩本人も彼の事は尊敬している様子。
特別強いわけではなく話術に長けているわけでもないのに人を集める力を持っていた。
拓郎が隊長に就任する前の第4支部は環境維持のために隊員が犠牲になることが誇りとされており、殉職者は多い年で46人という過酷な環境だった。
しかし拓郎がそれを変えて他の隊と協力関係を結ぶことになり、兵一が隊長になるころには誰も死なないシステムを確立させた。(ただし兵一が隊長になってすぐに部下を二人死なせている)
兵一が隊長になってから1か月後に複数のレベル2と戦って殉職と言われているがその死は不審なところが見られ、事実彼の仇であると思しき幻妖はレベル3だった。
またいくら特別強くないとはいえレベル2を20~30相手にしたくらいでは死なないと兵一も言い切っている。
それ以外にも兵一は「誰も気付けていないものに首を突っ込んでいてもおかしくない。例えば未だに詳細が不明なレベル4の集団」と鵺に話しているが、特別優秀ではない拓郎に対してどうしてそう感じているのかは不明。
だが後の回想で殺害現場にはレベル4の幻妖である夜行がいた可能性が浮上している。
冒頭の言葉は死に際に学郎に言い残した言葉であり、彼に大きな影響を与えている。
だが後の回想で最後の言葉は「四衲を守ってやれよ」だったことが判明した。