注意!!
このゲームには四肢の切断といった露骨な暴力、流血シーンが含まれています。アルコールや薬物の使用、自殺から自傷行為に至るまでの自滅行為、ヌードや性的な場面。うつ病、メンタルヘルス、性暴力、児童虐待、戦争、それに伴う残虐行為などのテーマが表現されています。
そのような主題に敏感な場合は、ゲームをプレイしないことを推奨します。
概要
「Fear&Hunger2:Termina」とは、2022年よりSteam他PCゲームプラットフォームにて配信中のRPGである。
舞台を第二次大戦後の20世紀のヨーロッパに移し、古き神の狂気の祭りに参加させられた14人の男女の3日間のデスゲームが描かれる。
ストーリー
あなたの知る世界とは違う結末を迎えた、第二次大戦後のヨーロッパ。
それぞれの思いを胸に列車に乗っていた14人の男女が夢から覚めると、列車がPrehevil市の郊外に停まっていた事に気づく。
その街ではTermina祭と呼ばれる、人を新たな段階に進ませる、狂気の祭りが催されていた。
それに参加させられた事を知らぬまま、14人の男女は足を踏み入れる…
ゲームシステム
同シリーズの根幹である、1周2~3時間のプレイ、四肢の切断、レベリング要素なし、恐怖と餓えに加え、本作には大きな特徴が存在する。
- 14人の参加者による3日間のデスゲーム
ゲーム内時間で3日という期限が設けられており、祭りの意向に従い最後の一人を目指すか、逆らうか選んでいく事になる。
デスゲームなだけあって、参加者との会話に襲いかかる選択肢が存在し、戦闘を挟んで自発的に殺害することが可能。
なお、参加者の生死は、プレイヤーが直接手を下すだけでなく一度のプレイでは網羅不可能な程の様々なフラグによって管理されている。
もちろん期限を過ぎると強制的にゲームオーバーである。
- 8名の主人公
- プレイヤーは前作同様、複数の登場人物の中から主人公を選択する必要がある(なお、選択できる主人公の数は今作では8名と、前作の倍になっている)。
- 主人公に選ばれなかった人物は特定の手順を踏むことで味方に加える事もできるが敵対してしまうこともある(前作と同じ)。
- 主人公はストーリー冒頭の選択肢によって初期装備やスキルが変わる(前作と同じ)。
- 味方の数は主人公を含め四人まで加えられる(前作と同じ)。
- 開始前に難易度が選択できるが、選択肢によっては選ばれなかった主人公を味方に加えることができなくなる(前作と同じ)。
登場人物
主人公
Abella
秘密組織に所属するエンジニア。
女性でありながら恵まれた体格を持ち、自前で罠や複雑なギミックの武器を作れちゃう。
Prehevilで消息を絶った同僚達を探しにやってきた。
Daan
隻眼の無免許医師。
妻や養父が自殺した理由を探る内に、Prehevilの街にその答えがあると考え街に向かっていた。
Olivia
新米植物学者。車椅子が必要なほど身体が弱い。
失踪した妹を探すためにPrehevilへ向かっていた。
O'saa
黄色い衣装が特徴的な魔術師。
Prehevilへやってきたのは、自身の知識の探求のため。
Karin
短気な新聞記者。
第二次世界大戦の首謀者であるKaiserの企みや休戦間際におきた不審な出来事を調査するためにPrehevilの町へやってきた。
Levi
脱走兵。
気がついたらPrehevilの街へ向かっていた。
Marina
過激な宗教団体の首領を父に持つが、それを心配した母親の手で女性として育てられたという経緯を持つ。
Prehevilは生まれ故郷であり、母親の死の知らせを聞かされて詳しい話を聞くため戻ってきた。
Marcoh
地下格闘家だったが、今はお尋ね者。
逃亡のため、列車に乗ったらたまたまPrehevil行きの列車だった。
その他の参加者
Samarie
Marinaの幼馴染。Marinaのことがいっぱいちゅき。
親友であるMarinaを心配し、その後を追うようにprehevilへ帰ってきた。
なおMarinaが男の娘であることはちゃんと知っている。
August
戦闘能力が高く参加者の中でも随一。善人だが主人公の選択肢によっては敵対する。
Termina祭りやその周辺の不可思議な出来事について色々知っている様子。
Caligura
ギャングの首領。
主人公や周りの参加者に対して積極的に暴力行為や殺人行為を働く。
Tanaka
エドからやってきた、比較的善良なサラリーマン。
選択肢によっては敵対する。
Pav
Bremen帝国軍将校。とある任務のためにPrehevilへやってきた。
Caligura同様他の参加者に対して暴力行為や殺人行為を行う。
Henryk
女好きの料理人。比較的善良だが、祭りの異様な雰囲気の中で狂っていく。
選択肢によっては敵対する。