カリン・ウィクス
かりんうぃくす
わ、私なんかで…いいんでしょうか?
プロフィール
概要
スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の登場人物。
家事代行派遣会社「ヴィクトリア家政」の従業員である小柄な少女。
メイドとして働いているが、同社の特質上、他のメンバーと同じく”面倒事”を抱えた富裕層のための雇われエージェントとしての側面が強い。ちなみにエレンより先輩。
一人前のメイドを目指しているが、仕事ではいつも失敗ばかりのドジっ子。武器の手入れが不十分だったりホロウで迷子になったりは日常茶飯事で、上司のライカンにはいつも叱られている。
どこか気弱そうな印象に違わず、性格も臆病かつ卑屈で、上述の背景から自己評価も低い。普段から常にビクビクオドオドしており、戦闘でも泣きべそをかきながら戦っている程。
ただその心根は優しく、他人を傷つけることを嫌い、また同じヴィクトリア家政のメンバーたちを強く慕っている。立場上苦言の多いライカンも気掛かりにしているのは自己肯定感の低さで、普段の働きぶりは(ドジは多いが)認めており、同僚のリナも前向きになれるようアドバイスしている。
ドジは多いが力仕事は得意で、成人男性ぐらいなら軽々と持ち上げられる怪力を持ち、ホロウで行方を阻むエーテリアスの「清掃」でも他のメンバーに劣らない成果を挙げる。その強さはライカンも認めるところで、彼女自身もこの分野では自信を持てる。
特徴として長柄の電動丸ノコを愛用しており、エーテリアスの外殻や金属も容易く断ち切れる抜群の切れ味を持ち、戦闘でも武器として使う。
ただ当の本人は、チェーンソーを園芸や障害物の破壊といった本来の用途から、室内の掃除や料理といった普段の家政業務までこなせる「メイドの必需品」と認識しており、その万能ぶりに絶対の信頼を置いている。
当然一般的な価値観ではない為、見ている雇い主のハラハラは尽きない。
力仕事以外でも自分ひとりで完結する作業については問題ないようで、作中ではビデオ店の掃除を難なくこなしたり、お手製の苺大福やクッキーをプロキシ兄妹にお裾分けしている。
そのためか公式サイトによれば、顧客には「家事であれ何であれ、彼女に任せておけば大丈夫!」との謳い文句で紹介されているそう。ただ本人はこうした持ち上げに困り気味。
外見
くすんだ緑色の長髪をプラスネジを模した髪留めでツインテールにしており、房にはそれぞれ黒いリボンをバツ印に巻き付けている。
顔は赤紫色の瞳に黄色のハイライトが入ったタレ目、小さく垂れ下がった少し太め(まろ眉気味)の眉が特徴的で、いわゆるダウナーな印象を受ける。指には黒い無地のネイルをしている。
衣装はヘッドドレス+エプロンドレスという典型的な現代風のメイドそのもの。アンダーは白のドロワーズで、スキル画面で蠱惑的なポーズと共にチラ見せしてくれる。
一方カリン固有の意匠も多く、服の至る所に十字のミシン目模様が施され、胸の辺りには大きなマイナスネジの装飾が、両手首には拘束具を思わせる大きな手錠と黒い皮ベルトが巻かれ、広がったスカートの先もチェーンソーの刃がズラリと並んでいる。
太ももには黒い絆創膏を貼っており、当の手錠にはかすり傷まであるという拘りようで、当人の慎ましい性格と超攻撃的な戦闘スタイルの激しいギャップを表した倒錯的デザインとなっている。
改造したクマのぬいぐるみを背負っており、鎖で衣服と繋げている。お腹の部分が光っており何かありそうだが、特に戦闘で活躍することはない。リュック代わりだろうか。
能力と戦術
常設ガチャから排出されるA級エージェント。
事前登録キャンペーンでサービス開始時に全ユーザーに1体配布されたため、事実上の配布エージェントでもある。
電ノコを振り回す近接型の物理属性/強攻アタッカーで、ブレイクした敵への瞬間火力に優れる。
通常攻撃、各種スキル/支援がボタン長押しor連打で持続する性質を持ち、持続中は敵の攻撃を受けても怯まなくなる。いわゆるゴリ押し運用ができるが、スキル以外にダメージ軽減効果はないので過信は禁物。またスキルや支援は持続状態に移る前には無敵が切れるので、回避として使う場合は癖で連打しないよう注意が必要。
しかしカリンの本領は、ヴィクトリア家政メンバー2人or物理属性2人を編成すると発動する「追加能力:お掃除ヘルパー」によるラッシュ性能。
能力によりブレイクした敵への与ダメージが35%アップするが、ブレイク自体に被ダメージ上昇のデバフがあるため、該当タイミングで高倍率の強化特殊/終結スキルをぶち込めば多重のバフ/デバフによりとんでもない火力を叩き出せる。
性質上、ブレイクに優れる「撃破」タイプのエージェントと組ませたいところ。
同じヴィクトリアならライカンが最も適している。
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