概要
スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の主人公、アキラとリンの二人を指す通称のひとつ。pixivでは二人が並んだイラストを示すタグの一つとして使用されている。
HoYoverseでも男女の主人公が登場する先行作品では『原神』における旅人、『崩壊:スターレイル』の開拓者に相当するが、明確にプレイヤーの分身であるかれらとは異なり、あくまでも劇中の登場人物として振る舞う強いキャラクター性を持っており、プレイヤーネームは兄妹が仕事で用いるアカウントの名前として設定されるのが特徴。
『ゼンゼロ』公式がプレイヤーの代名詞として使うのは「プロキシ」で、個々に触れる際には「アキラ」「リン」「店長」と個別に表現される。
表の顔はレンタルビデオ店「Random_Play」の店主であることから、劇中では基本的に「店長(さん)」と呼ばれており、兄妹とは裏稼業で関わりを持つ者たちも、平時ではカモフラージュのために大抵は「店長」呼びをしている。
「プロキシ」が職業や生業を指す一般名詞に当たることから、二人の異名をとって「パエトーン兄妹」と呼ばれる事も多い。
劇中では「血縁者 / sibling」と断言されている箇所もあるが、なにぶん伏せられている情報が多いため、確信を持てない、または懐疑的に見ているプレイヤーも少なくない様子。
零号ホロウに吞まれた旧・エリー都の出身で、仕事部屋の片隅には旧都時代のものと思われる二人の意味深な写真が隠されるように飾られている。
離れ離れで行動したり、あるいはどちらか一方を選ぶ必要のある先行作品に対して、仕事のパートナーとして常に二人で行動しているため、他の登場人物からは“二人一組”と認識されていたりもする。
劇中では第三者に入り込む隙があるのか疑わしいほどの絆の強さ、“仲良し兄妹”として見るには妙に質感を伴う距離感の近さが折に触れて描かれており、互いを思い合う様子はまさしく一心同体。
どちらを主人公に選んでも各シーンでポジションが入れ替わるだけだが、性格面の差異は公式からも意識されており、細かな仕草や反応に違いが見られる。
代表例として寿命の縮む思いをした某シーンでは、リンは平静を装いつつもガクブルに震えながら水を飲んだのに対し、アキラは嘆息して落ち着いてから飲むという肝の座り様を見せた。
年齢は不明だが二人とも社会人として認められている年齢らしく、どちらも自動車免許を持っている。