概要
主人公兄妹が恩師(ネタバレ注意)からボンプのイアスと共に受け継いだ演算装置。
正式名称は「Hollow,deepdive,System」(ホロウ内深度潜航装置)。
原理は不明だが、イアスと使用者の意識をリンクさせることで、原則通信不能であるホロウ内外を繋ぐだけでなく、ラグなしでの通信を可能にしている。
現時点でH.D.D.システム以外にラグなし通信ができる装置は無いようで、パエトーン兄妹がプロキシのトップに立てたのも、この装置及びそれを使用できる自身らの特殊体質の賜物(本来のプロキシは実際に内部を歩いてガイドする模様)。
本編プロローグ後は謎のAI・Fairyがこの中に住みつき、ホロウ内のデータ収集・解析によるルート算出機能も桁違いに跳ね上がった。
一応「ボンプとの感覚リンク」というシステム自体は外部にも存在し、H.A.N.Dではオペレーターとの感覚同期を採用している他、アストラも試作機能を積まれたカチャコをアバター代わりにしていた。
ただ、いずれも精度はH.D.Dシステムに遠く及ばない限定的なもので、接続や通信も安定しない。
なお、主要機材は車にも詰める程度の質量であるため、郊外で活動する際は車に積み込んだ上でエンジンによるダイナモ発電で電力を賄い、カリュドーンの子の協力でインターネットを引くことで使用可能にした。