ここから先はメインストーリー第4章「ツール・ド・インフェルノ」クライマックスおよび第5章「星流れ神鳴の奔るが如く」のネタバレがあります!!
大丈夫だよ、fairy…こっちで合ってるから。
概要
パエトーン兄妹が旧都に住んでいた子供時代に『先生』と呼び師事していた、へーリオス研究所上級研究主任。女性。
イアス達やHDDシステム本来の持ち主だったがどのような姿や人物であったかなどの詳細はない。
上記の内容からおそらくHDDシステム関連技術の開発者と思われる。
零号ホロウを暴走させ旧都陥落を引き起こした張本人であり大罪人とされ、
その後当時の指導者たちによって行われた式興の塔14基の爆破によって
引き起こされた大地溝帯の影響で行方不明になった。
兄妹がプロキシを目指した理由も、今も零号ホロウの深部に眠る『へーリオス研究所』の残骸を調査し、真相を突き止め彼女の汚名を返上するためである。
二人がHDDシステムでイアスと精神リンクする際に瞳に生じる光の輪"オーブ"に干渉してきた未確認複合侵蝕体は、へーリオス研究所とのかかわりがあるとも疑われているが…
そんな中、ver1.4の最終決戦後、まだ生きていた『ボス』を追って
ホロウに入った兄妹はカローレについて問いただす。
アキラ曰く旧都陥落の際、へーリオス研究所は
謎の兵士たちと怪物、そして『ボス』が召喚していた白い腕に瓜二つの腕に襲撃され、
兄妹の目の前で先生は連れ去られたと言う。
しかしボスは真相を話さず、「いずれ真の黒幕に辿り着く」と言い残して消滅した。
以上のことからカローレが真犯人ではなく、別に黒幕がいる可能性が高まった。
なお当事者である兄妹以外では、星見雅のみが唯一事情を知っている。
当初は彼女にも事情を誤魔化そうとしていたが、それを見抜かれ一瞬失望された際、以前朱鳶に素性がバレた時にも隠し事をした上での付き合いを不誠実として同じように失望された経験、そして雅の「信頼には信頼で応えて欲しい」という言葉を思い出した兄妹(主人公側)がリスクを承知で全て包み隠さず話す事を選んだため。
余談
- HDDに居座るⅢ型総順式集成汎用人工知能ことfairyは現在誰が作ったのか、なんのために作られたのかなどは不明だが、都市に備わる設備の8割にアクセス可能なスペックや、ホロウ内での正確な案内など明らかに超ハイレベルなAIであることは明らか。さらに「HDDの補助プラグインが非効率」で削除すると言った点など、HDDシステムとの互換性(データなので当たり前とも取れるが)があるようにも見えるためカローレやアーチ教授らが関わっている可能性がある。それだけで無く、PVのラストシーンにて女性の声で「その時が来たら...ともに新エリー都を...」と言っており、fairyの言う契約について話す「その時」とも重なる。果たして真実はいかに...