概要
ゲーム「ゼンレスゾーンゼロ」の舞台「新エリー都」の一区画、六分街に生息する不審者である。ストーリーの進行によってルミナススクエアにも顔を出す。一応同一人物。
ホロウ調査協会によって製造・配布された「協会記念コイン」を集めている。ぶっちゃけ作中での言動だけならただの無害なコレクターだが見た目が全てを台無しにしている。
見た目はただのゴミ箱。しかしその中には喋る何かが存在している。
主人公であるプロキシ兄妹すらつい最近までその存在を知らず、ある悲しい出来事を理由にゴミ箱に「協会記念コイン」というアイテムを捨てようとした人の代わりにゴミ箱にコインを持ってきたことでようやくその存在に気付いたほど。
一応「偽装」らしく、人に見られずひっそりしていなければならない理由がある模様。とはいえ不審者に違いはなく、主人公からの扱いもかなりぞんざい。アキラだろうがリンだろうが関係なく話しかける際は毎回蹴っている。ルミナススクエアで見かけた際は「なんでここにいる」と真っ当なツッコミを入れられるほど(しかも配置が広場の端っこなのでだいぶ目立つ)
一応ホロウ内部の知見を語れるほどにはホロウの渡航経験があるらしいこと、協会記念コインを渡せば強化素材やポリクロームを交換してくれるため、ただゴミ箱にこもってるだけではないらしい。
集めている協会記念コインはその名の通り記念品でコレクター心をくすぐる代物ではあるとは言え所詮記念品でしかなく、それも結構な数製造されたせいか新エリー都の人々の殆どが存在を知ってるものの道端に落ちているものをディニー(通貨)や何かと思って拾ってはコインだったと失望して主人公に無償で渡そうとするほどには価値が無く、むしろトラブルに見舞われた結果協会記念コインを手にする話もあるためある意味では厄モノみたいな扱われ方をしている。それを何故報酬まで用意して集めてるのかは本人にしかわからない。集まったコインのコレクションを眺めて恍惚としているので本当にただの不審なコレクターなのかもしれない。
どうしても協会記念コインの場所がわからない場合、「情報を聞く」で現在の時間帯(朝、昼、夕、深夜のうち、朝に聞いた場合朝)に発生するコイン入手イベントの明確な所在を教えてくれるが自分で行く気はゼロ。お駄賃あげるから行ってこいということだろう。
余談
行く先々でゴミ箱に擬態しているがそれが世界を護るためにどこにでもいるというような発言がブレイズウッドで出会った時に聞ける。これが不審者の大言壮語なのか本当にゴミ箱に隠れてる裏で大事なことをしてるのかは不明。少なくとも地上ではただの協会コインにお熱なゴミ箱である。
クエスト「アンダープロフェシー」には同じようにゴミ箱に入った「預言者」なる人物が登場する。行く先々で何をしたらいいのかを教えてくれるキャラクターであるが協会記念コインは集めておらず、アンダープロフェシーにいる別の人物たちからは何やら不審がられており……
関連イラスト
「ゴミ箱に執着する人間」という点で既視感を感じる開拓者達もいる模様