デロイア人民解放政府和平派のリーダー。
アンディ鉱山で解放軍へ合流。パルミナ人民開放政府樹立後はサマリン博士の右腕となって活躍する。
穏健派で、地球連邦との話し合いによる独立を主張し、あくまでも北極ポートまで進軍しようとするサマリンら主戦派と対立。このことをコール・デスタンが嗅ぎつけてヘルムート・J・ラコックに報告し、カルメルはラコックと内通し、サマリン派を監禁。
人民解放政府の首班に就任するが、連邦サイドに次々と譲歩を迫られ独立前とほとんど同じ状態にまで後退させられる。
しかし土壇場で意地を見せ、デロイアの主権を守るために治安軍を派遣し連邦軍との全面対決を決断。ラコックが暗殺され、地球側の政治的対応がマヒ状態に陥ったことも手伝い、デロイアの主権は守られる事となった。