名は「ルリア・アルバーノ」年齢は1500歳。クリーナやロゼルスよりもかなり年上ながらも体系は人間で言う15歳並である。彼女もクリーナとロゼルスと同じように妖精だが、彼女だけ特別な能力を持っており、人に幸運や不幸を与える能力がある。左目と右目の色が違うのはそのためである。また、普段は、普通の姿をしているが、時と場合によっては姿を変えることも可能。たとえば幼女の体系に変化させたり、男性っぽく変化させたりなどさまざまな姿に変えることができる。彼女は、妖精の中でも一番能力が高いのである。しかし、その能力のせいで彼女の肉体を徐々に侵していっている。髪の毛の先が紫色になっているのはおそらく老化が進んでいるのだろう。自ら技や能力を使わないようにしているが、なかなかうまくいかないらしい・・・。
ルリアの過去・・・。
ルリアには昔、両親がいたのである。ルリアがまだ赤ん坊のときは、両親も仲がよく3人とも幸せそうにしていたのだが、ルリアが4歳になったころ・・・。いきなり両親の仲が悪くなり、毎晩夜中、喧嘩ばかりするようになってしまった。ルリアは、毎日両親の怒鳴り声に怯えていたのである。そしてある日突然、両親がルリアに暴力をふるいはじめたのである。そう、虐待である。その日以来毎日毎日ルリアは、両親から虐待を受け、体も心もボロボロになってしまった。そしてルリアは、もう一人の自分、そう。悪いルリアに出会うのである。そして悪いルリアと合体し、ルリアは立派な超能力を手に入れたのである。そして悪い方のルリアが肉体を操り、手に入れた能力を使い両親を殺したのである・・・。