西河摩耶
にしかわまや
「私本気で…浩太のミストレスになりたいって思ってるから。」
概要
東山グループのライバル企業西河グループの会長西河善吉の娘で、母の美也子は後妻。母の連れ子で兄の西河雪哉は異父兄になる。会社同士はライバルだが、主人公東山浩太とは幼馴染で、浩太にとっても妹のような存在。
再会後は雪哉のミストレスの一人になっていた。
人物
色素の薄い金髪をツインテールで縛った美少女。身体つきも豊満で、幾島実憂や山田アキ、桜田門志津には届かないが相当な巨乳。
感情が乏しいように見えて喜怒哀楽はしっかりしており、十年ぶりに再会した浩太はあまりの変わりように驚いたが、浩太のミストレス候補となってからは他の候補や転入した白嶺学園でしっかりとコミュニケーションは取っていた。
動向
東西砦崩しでは一番手として渚と対戦、身体を使った奉仕で浩太を翻弄し続けるが、ゲームにおける最後の命令書を遺憾に思った浩太が棄権したことで勝利する。
その後、二戦目で東側の勝ちによって引き抜かれ、仕返しも兼ねて浩太に抱かれる（この時に、初めてであったことが判明している）。
砦崩しは渚と摩耶の入れ替わり状態となり、最終的に浩太が勝利して摩耶は雪哉が託す形でミストレス候補となる。
その後、白嶺学園に転入して浩太に抱かれながら、他の候補達とも良好な関係を構築。特にクラスメイトで同じ候補の白嶺亜莉亜との付き合いは深いものになる。
砦崩しからしばらくした後、渚への気持ちの根源を自覚し、彼女を退場させるほどの成長を浩太が見せる中……摩耶は不穏な動きを見せ始める。
浩太との関係
昔は普通の女の子らしく表情が豊かだったのだが、今は感情の起伏が乏しくなっている。ただし、浩太には幼少時から好意を寄せていたようでその気持ちは本物であり、砦崩しの性的奉仕も浩太が相手だからできたもの。
白嶺学園でも浩太と同じクラスを期待していたが、隣のクラスと聞いて落胆し、幼少時の浩太の写真をスマホに保存しているほどに一途。
それ以後は普通に抱かれることもあるが、時折夜這いもかけているほどに強い想いを寄せている。
関連タグ
桜田門志津、早川千歳、堂丸沙菜、間宮飛鳥――雪哉のミストレス達。付き合いは良好の模様。
斑鳩渚――東西砦崩しの対戦相手。
単行本未収録及び２０２４年１０月号までのネタバレにつき注意
白嶺学園の修学旅行先を決める話し合いの中、海外に飽きていた生徒達に摩耶は京都を提案。国内の定番スポットで生徒が湧きたつ中、不穏な動きを見せ始めていた。
浩太も京都で何かあると察する=摩耶の不穏な動きに気づき、浅見が狙われていることも察していた。そんな状況で始まった修学旅行初日の夜、摩耶はいつものようにアキ、亜莉亜の三人で浩太の夜伽をする中で亜莉亜に何か不安を指摘されて動揺する。
翌日、浅見ははぐれた摩耶を探しに出るがそこへ西河善吉の秘書、倉橋涙がカルト教団南方水蓮寺の信者を連れて浅見を連れて行く。摩耶は浩太だけでなく、雪哉と志津達さえも騙すことで父の密命を受けていたのだ。
私は壊すの。運命のままに
生まれ落ちた運命からは逃れられないとある種の諦めを匂わせる摩耶は浩太の元を去っていく。摩耶が浩太に想いを寄せているのは東側ミストレスの誰もが知っていただけに、ガーデンに残ったメンバーもあまりに唐突且つ信じられない裏切りに動揺を隠せずにいた。そんな状況で摩耶は父に従って東山の後継者の指南書を聞くべく、最近浩太と関係が深まる浅見への嫉妬もあって浅見を凌辱し続ける。浅見も摩耶の浩太への気持ちは知っていただけに問い詰めるが
運命は変えられない。だから浩太は…壊して私のものにする。
信者を買収して連絡を取った浅見を捕らえ、業を煮やした摩耶はついに善吉の命令を無視して信者の男達に浅見を強姦させようとする。そこへ浩太がやってきて、今回の裏切りが摩耶の本心とは思えない亜莉亜は「同じミストレスの仲間として助けになりたい」と説得する。一瞬だけ動揺するが、摩耶は「これが自分の運命。今更助けなんていらない」と拒絶する。
ふっ、面白い。簡単に反省されるより、その方が良い……
話し合いは諦めるよ。
浅見の後任の秘書から取引をした浩太は東山の兵隊を引き連れて、反撃に乗り出した。
浩太だけでなく、雪哉達まで裏切っていた負い目を抱き、何故か父を呼び捨てにして、運命という言葉を連呼して本心を押し殺している素振りがある摩耶は逆に追い込まれることとなった。
