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ローラーコースターの編集履歴

2012-11-05 18:08:07 バージョン

ローラーコースター

ろーらーこーすたー

遊園地に設置されている遊具

概要

アミューズメントマシンの一種で、スリルライド(絶叫マシンのこと)の一つ。

乗客は急勾配やバンク(角度の付いたカーブのこと)などのレールの上を高速で駆け抜け、

時に1回転して天地逆転のスリルを味わいながらコースを一周する。


日本での名称

日本ではジェットコースターと呼ばれることが多いが、

和製英語のため海外では「ローラーコースター」でないと通じない。


(ジェットコースターだとコップの下に置く「コースター」が「ジェットエンジンをつけて

飛ぶ」と解釈されるかもしれないと某番組で解説されていた。)


仕組み


動力

ローラーコースターの車両自体には基本動力がないため、

何かで速度を上げなければならない。


代表的なのが「チェーンリフト」というものがある

チェーンリフトによってレールの最高到達点まで車両を巻き上げ

下り傾斜を走らせることによって、位置エネルギーを運動エネルギーに変え

スピードをつける。

ただ、空気抵抗や摩擦によって運動エネルギーが減少するため

2つ目の山以降は、頂上が少しずつ低い位置になる。

山、ループなどを進んで最後にはブレーキパッドで減速して停止させる。


ただチェーンリフト方式だと車両の速度を上げるに大掛かりな巻上げが必要。

費用もかなりかかってしまう。


最近では、「リニアモーター」などで走行中に速度を上げるという方式が良く見られる。

こちらだと費用もかからず運動エネルギーも走行中でも簡易に得られて、

さらに「カタパルト発進」(コースターの発着地点もしくはその近くから急発進すること)

で射出されるような加速感を出したり、コースターの途中でも加速をつけるなど

チェーンリフト方式には不可能なこともできる。


ローラーコースターのコース

山やバンクカーブ、ループなどを駆け抜けるが、

その時乗客にはG(重力による力)がかかる。


コレがローラーコースターの醍醐味の一つである。


それに加えて、速度や高さなどにより

乗り心地やスリルが変わってくる。


しかし、乗客にかかる力は負担になるため

バンクカーブなどで緩和・分散し負担を和らげる。


ローラーコースターの歴史

諸説あるが、アメリカのトロッコやロシアの氷の滑り台から発展したものなどがある。

初期のローラーコースターは木製で、まだ現役で稼動している。

コースターには種類があり中には全て(ライドとレールを除く)が木製のコースターもある。種類ごとに日本初のコースターを並べるとこんなもんである。

1977年・日本初のコークスクリュー・・・コークスクリュー(谷津遊園にあったがそこは閉園しており今はルスツリゾート遊園地に移設されており稼働中である。稼働中のコースターの中で三番目に古いコースターでもある)

1979年・日本初の垂直ループコースター・・・ループコースター(よみうりランドにあり現在はMOMOnGAと名前を変えて稼働中である)

1992年・日本初の木製コースター・・・ジュピター(セントレンジャー城島高原パークで現在も稼働中である)

1994年・日本初のインバーテッド(吊り下げ式)コースター・・・ディアブロ(姫路セントラルパークで現在も稼働中である)



日本では1890年に初上陸した。


日本国内で稼動していてもっとも古いローラーコースターは、

浅草花やしきの「ローラーコースター」(名前で遊具の種類ではない)である。完成当時「ロケットコースター」という名前だった。


世界最速のローラーコースター

アラブ首長国連邦のフェラーリ・ワールドにある「フォーミュラ・ロッサ」

最高速度は240km/h、全長約2km。

とてつもなく速い為、最前列の座席では

風圧から目を保護するためゴーグルを装着しなければならない。


世界最高の高さのローラーコースター

アメリカ合衆国のシックスフラッグス・グレート・アドベンチャーにある「キンダ・カ」

高さ139m、落差127,4m。高さと同じく落差も世界一である。

最高速度は206km/hで上記の「フォーミュラ・ロッサ」ができるまで世界一だった。現在は世界二位である。


日本の著名的なローラーコースター

FUJIYAMA

1996年富士急ハイランドに登場したコースター。完成当時、高さ・巻き上げ高さ・落差・最高速度の四項目で世界一でギネス認定された。今ではすべて他のコースターにとられてしまっているが根強い人気がある。充実したハードなコースターである。

スチールドラゴン2000

2000年ナガシマスパーランドに登場したコースター。完成当時、高さ・落差・最高速度・コース全長の四項目で世界一でギネス認定された。コース全長だけは現在も世界一である。また動力がチェーンリフト式のコースターとしては世界一である。大胆かつ爽快なコースターである。

バンデット

1988年よみうりランドに登場したコースター。完成当時、最高速度と落差で世界一だった。地形をうまく利用しており、浮きが楽しめる爽快コースターである。

サイクロン

1965年としまえんに登場したコースター。稼働中のコースターの中では二番目に古いコースターだがとても浮きが楽しめる色あせていない爽快コースターで人気がある。

ビッグバーンコースター

1987年に那須ハイランドパークに登場したコースター。内容としてはドロップと垂直ループくらいしかないのだが見どころはこのファーストドロップ(最初の落下)で、他のコースターとは違う引きづり込まれるような感覚を味わえる。人によってはこのコースターが一番怖いという人もいる。

サンダードルフィン

2003年東京ドームシティアトラクションズに登場したコースター。なめらかに滑走するコースターであり、都心の真ん中というシチュエーションのコースターで人気がある。

サーフコースター

1993年八景島シーパラダイスに登場したコースター。本物の海の上を走る場面もあり人気がある。水平ループが多くハードなコースター。

ループスクリューコースター

1986年西武園ゆうえんちに登場したコースター。垂直ループと二連続コークスクリューがあるコースターで、池の上や木々の中を疾走するコースターとして人気がある。

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