概要
CV:氷上恭子(※OVA版のもの)
メインヒロイン。17歳。東京の女子高生。
冬馬の1歳下の従妹。幼い頃に母親と死別しており、幼い頃の些細な出来事がきっかけで冬馬が好きになり今に至る。
Dカップ。親友の夏樹香美にはアイドル系の顔だと言われている美少女。四葉美咲子には冬馬の妹だと思われていた。
連載当時流行っていた膝上20センチのミニスカート、染髪したショートカット。
役割
主人公に過剰とも言える自己犠牲行為を見せるが、避妊しないセックスと主人公の尻拭い以外の手助けはせず、主人公に惚れた理由が、原作は「落ち込んでいた時に冬馬と麗がモデルの狸と兎の似顔絵を壁に描いたから」、アニメは「落ち込んでいた時にひと夏の思い出をくれたから(=ただたこ焼きに息を吹きかけただけ)」というあっけないもので、ある種の冷たさを感じる(次点で冬馬と仲良くなるエピソードがあっけないのは、冬馬に落とした携帯を拾って届けられただけでセフレになった同じ予備校に通う堀田美枝子)。
中絶するエピソードは、立ち会った医者と妄想の中に登場する看護士が、制服姿の女子高生をモノ扱いする台詞を吐いていて、わざと現実離れした描き方にされていた(結局、麗は流産し、麗の中絶費用を稼ごうとしてヤリモクたちから金を盗み取った香美を拉致して輪姦する中年男性に腹を蹴られたたためそうなった)。
冬馬が摩周に麻薬漬けにされて死にそうになった時に、大量の麗の顔を思い出しているが、自己犠牲行為以外と従妹の制服を着た女子高生という立場以外の麗を愛する理由があったかは不明だった。
真面目にストーリーを楽しんだら負けであり、美少女単体とエロと構成を楽しむための作品なのが分かる。
OVA版、セガサターン版では酷い設定はすべてカットされていて、登場人物の髪型も若干原作と違う。