概要
『イソップ寓話』の一つ。『ラッパ手』ともいう。
あらすじ
集合ラッパを吹いていたラッパ兵が敵に捕まりました。
「皆さん、考えなしに軽々しく私を殺さないでください。私はあなた方の仲間を誰も殺していませんし、ラッパの他には何も持っていないのですから」
と、ラッパ兵がい言うと、
「それじゃあ、ますますお前を殺さなければならん。自分は戦うこともできないくせに、みんなを戦に駆り立てるのだからな*」
教訓
自分は何もしないで、人をそそのかして悪いことをさせる人ことこそ、一番悪い人である。
関連項目
佐伯素子:彼女の行動はこの話のラッパ兵そのものである。