夜の声
よるのこえ
手塚治虫による短編マンガ。世にも奇妙な物語にて映像化された。
プロローグ(世にも奇妙な物語)
満月をバックに本を読むタモリ。
タモリ「満月の夜は交通事故や出産が極端に多くなるといわれています。夜の持つ不思議な力の影響かもしれません」
タモリ、本を置き立ち上がる。
タモリ「例えば闇への恐れが時には人格すら変えてしまったり・・・」
タモリの影が狼男へと変わる。
タモリ「あなたもこの夜に身を任せてみませんか?」
概要
1974年10月25日「プレイコミック」(秋田書店)にて初掲載されたこの短編。現在では「空気の底」に所収されている。
昼は経営者として活躍する我堀は日曜にホームレスとして生活する奇妙な二重生活を送っていた。ある日、家出した若い女と掘っ建て小屋で生活するようになる。そんな女性は真面目なので、我堀の会社で採用し、妻にしようとするが……。