概要
『よるのばけもの』は、住野よるの小説。
住野の3作目であり、自身へのインタビューで、「100人の僕の作品が好きな人がいるとして、70人は『君の膵臓をたべたい』が好きといって、27人が『また、同じ夢を見ていた』が好きといって、3人が今作を好きといってくれるような感じの作品である。」と答えている。
登場人物
- 安達
ニックネームは「あっちー」。気弱で他人の目を人一倍気にしてしまう普通の男子生徒。
夜になると目が8つ足が6つ尾が4つの怪物になる。また、昼と夜では一人称が異なり、昼が「俺」、夜が「僕」になる。
- 矢野さつき
クラスの全員からイジメを受けている。いじめを受けてもにんまりと笑っていることから、「頭がおかしい」と思われている。
実際には怖い時に笑う癖がある。
「夜休み」を通じて安達と交流する。