本来の性質やそのものとして欠かせない性質のことである。
裏表がある人間の本来(裏)の性格のことも指す。
「本音」と「建前」というように、誰しも大なり小なり表裏があるものだが、この言葉がよい意味で使われることは少ない。
「一見穏やかで人当たりのよい人物が腹黒い本性を現す」といったような使い方がされる一方で、「一見ぶっきらぼうで柄の悪い人物が気配りできる本性を現す」といった使い方はされにくい。
第一印象通りの行動や思想であった場合においては用いられない。
フィクションにおいて
緊急時に本性が出たり、悪事がバレた際に豹変する展開も多い。
読者側や一部の登場人物にはすでにバレている場合もある。
本性を際立たせるため、えげつない顔芸や言動を取る場合もあったりする。