MMORPG「エミルクロニクルオンライン」に登場する人物で、
ECOくじで入手可能なペットキャラクターである。
同ゲームに登場する「シーホース」というタツノオトシゴ型モンスターの、所謂擬人化キャラである。元々のシーホースは珊瑚の槍を尻尾で握ったファンシーなタツノオトシゴであるが、それがこんな上品な淑女じみた少女になってしまったために、一部のプレイヤーたちのテンションは急上昇中である。
ちなみに、魚としてペペンに食べられそうになった事があり、自分は魚類なのか迷っていたが、タツノオトシゴは立派な魚類です。
性格は非情におっとりしており、人を疑うという事を全く知らない。
他人の口調を真似るのが好きなようで、時々人の口調を真似している光景が見られる。
普段の丁寧な言葉使いも、アミスの飛空庭に来る前に世話になっていた豪商(後述)の侍女に教わったものである。
物事の本質より、その場の雰囲気や流れに流される傾向があり、そこから来るタイプの天然ボケでもある。
(会話の途中で話の腰を折るような根本的質問を漏らしてみたり、料理中に鼻歌で調子付くあまり手元が疎かになる等)
また、その穏やかな気質故か、飛空庭ではよく座ったまま居眠りをしてしまう姿もよく見られる。
何故かよくスカートが脱げる。
戦闘で構えても脱げる。(と言うか消える)
釣りでも針が掛かって脱げる。
とにかくよく脱げる。
一応下は水着なので、パンツじゃないから恥ずかしくないもん!
本来はエミル世界と隔絶されたタイタニア世界のモンスターであったが、世界を渡る力を持つアルマ(恐らくデス・アルマと思われる)に案内され、エミル世界に訪れる。
変身する所を、人間の豪商ウォルデに発見され、人間として保護する代わりにウォルデの息子と婚約させられる。
…が、肝心のシーホースは人間になる事の意味も結婚の意味も理解しておらず、アミスの学校の生徒達の説得で思い止まった。
その過程で偽装結婚でウォルデの目を誤魔化そうとする等、シナリオの是としてプレイヤーは突っ込み不在の恐怖を味わう事になった。
一方で、ネコマタ(白)と守護魔ミナヅキを交えて二連続トライアングラーな嫁争奪戦が勃発する等、ある意味非情にアダルトな登場を果たしたとも言える。
結果的には偽装結婚はばれてしまうも当事者たちが自分の意思を示すことで一件落着と言う結果で落ち着いたが。
後にヴォルデと出会った際に、「入り口で何か術を使ったようだったし、実の息子を見まちがえるものか。だが、その点を除けばわからなかっただろう。」と何故ばれたのか教えてくれた。
ちなみに、アミスの学校が正式に認可されるようヴォルデもその後根回ししていたらしい。