kqe-1j-23
けーきゅーいーわんじぇいつーすりー
概要
肉と機械が融合した姿をしたロボットの幻想体。
電子的なエフェクトが発生した工場のような空間を形作る。
分類はO-06-20-02。危険度はHE。
鏡イベントの<ようこそ、お客様。町の見学は楽しめましたでしょうか?記念品を贈呈いたします。>という文言や
グレゴールの観測記録から、この幻想体は昔、町の見学案内として使用されていた記念ロボットらしいことが見て取れる。
幻想体の胸には入力が可能な端末が付けられており、入力した文字によって行動が変わる。
今なおプログラムに従って行動しているらしく町の見学案内のマニュアルに沿ったらしい応答をするが、
問い合わせ先である管理者が不在であるなど既にまともに機能はしておらず、こちらの返答一つですぐに深刻なエラーを起こしてしまう状態にある。
一方、<バカ>と打つと怒ったような素振りを見せることやダンテが幻想体から「助けて」という叫びを感じ取ったことなどから、自我が存在する可能性がある。
戦闘中には「町の住民の心臓」という敵が現れるが、ロボットとよく似た機械的なフォルムをしており破壊されるとkqe-1j-23が混乱することから、
観測記録でグレゴールが推測している通り、その心臓はkqe-1j-23自身のものであると考えられる。(デカ過ぎんだろ…)
考察
すなわち、《これからよろしくお願いします。お隣さん》といったスキル名から見てもkqe-1j-23は彼が案内する町の住民の一人である可能性が高く、
人間の町で運用されていた機械、というよりはむしろ機械の住む町の住民、あるいは町の住人が機械と融合させられたものなのではないかと思われる。
肉や血の混ざった姿や助けを求める姿、人間を新たな町の住民として歓迎する様子から見てもそれなりに妥当な仮説だろう。
そして識別番号がkqe-1j-23は"O-06-20-02"、何もないは"O-06-20"と最後の数字以外同じであることから、kqe-1j-23は何もないの変異体という推測がある。
しかし、リンバスカンパニーの分類はロボトミー社での分類とは異なるという設定のため、完全な根拠とはなり得ないか。
また、何もないのモチーフが『The Thing (遊星からの物体X)』なのに対し、kqe-1j-23のモチーフは『Virus (ヴァイラス)』であると考えられている。
このことから、変異体ではなくとも、意識はしている可能性がある。
幻想体のモチーフは上記の作品に登場するサイボーグ。