服部瞳子
はっとりとうこ
概要
イベント第二弾「アイドルおもちつき大会」のニューイヤーロードのボスとして登場。
昔、一度デビューしたことがあるらしい。
今回のアイドルへの挑戦を、一度諦めた自分へのラストチャンスと考え、この年に賭ける意気込みを見せる。
年齢や私服の色合い、一度挫折していると思われる設定から、未亡人と言われる事も。
そのせいか、再起への情熱とプロデューサーへの心情は、体型的にはスリムなのだが、お、重い…
なお、高垣楓とは年齢、温泉めぐりという趣味が共通する。
体型も楓ちゃんを一回り小さくしたような感じで似ており、もしかしたら瞳子がライバル視している可能性も。
CDデビューで先を越された心中や如何に。
イベント限定だったためイベント終了後はトレード以外での入手不可能であったが、2012年11月27日に江上椿やノーマル版の上田鈴帆と共にレアメダル３枚と交換で手に入るアイドルに追加された。
特訓後はトップアイドルを目指す姿を見せるものの、その後は再登場叶わず2012年を終えた。
彼女の挑戦は潰えてしまったのだろうか。
偶然か故意か彼女と登場タイミングを同じくして、同様に約一年間全く再登場していなかった点で比較対象となりやすかった江上椿が、2012年最後の登場機会となった期間限定ガチャ「新春アイドルコレクション」にてレアアイドルでの再登場を果たしている。
彼女が再登場できなかった理由が、いずれ明らかになるのかもしれない。
再登場が難しいとされる理由
再登場について、彼女の場合はただ順番を待てばいいというものではなくキャラクターを非常に動かしづらい。その理由はいくつか考えられる。
- 安易に成功を描けないキャラ設定とフラグ
- 公式イラストと衣装
- アイドルの夢に対する姿勢
1について、一度アイドルの夢を諦めたという点から、彼女にアイドルの実力が不足していた、または周囲の人間に恵まれなかったであろう過去が読み取れる。マイナスからのスタートであることに加え、その悲壮な決意から彼女自身がこれから歩む道が艱難辛苦に満ちたものであることを匂わせており、安易な再登場はこれらの設定を壊してしまうことになった。
そしてプロフィールコメントにある「これがラストチャンスね…今年こそ、アナタに賭けてみるわ…。」のセリフは1年後がタイムリミットになることを想起させ、登場して以来すぐに、または中途半端なタイミングでの再登場を封じるフラグになっていた可能性が高い。
もちろんそのタイムリミットが近付いた年末には再登場が期待されたが、結果は先述の通りである。
2について、2chでは川島瑞樹と同じくコラの素材にされることも多いが、あちらがネタとして定着している一方、こちらは特に特訓前の真正面を見つめるイラストが元絵の選び方によって見る人間を不安にさせるものがあり、広く人気を得るには至らなかった。
また特訓後の正月風衣装も他のイベントにおけるライバルキャラとしての登場を縛るものであり、事実江上椿とともにその後一切のイベントにおいて音沙汰の無い状況が続き、知名度が伸び悩むことになった。
3について、アイドルの夢に対する意気込みは本物で、一見何の問題もないように見える。しかし夢のために全てを厭わない姿勢が、逆に彼女の本来の表情・魅力・意外性を覆い隠してしまっておりもがけばもがくほど空回りする悪循環に陥っている。
特殊な設定だけに、ゼロから夢に向かう他のアイドルたちとは違い、彼女の抱える宿命は重い。