アイスを食べながら 二人で何処に行こう?
概要
触媒ファントムガールの9作目となるGUMIオリジナル曲である。作詞・作曲・イラストのすべてを触媒ファントムガール自身が担当している。
2012年03月28日 23:25に、触媒ファントムガール氏の楽曲としては初となる10万再生を達成。VOCALOID殿堂入りを果たす。
韻を踏んだ歌詞と不思議でユニークな世界観に、思わず引き込まれる。疾走感があるのも、特徴の一つ
歌詞
生き物係の気になるあいつ 鍵っ子社宅の転校生
クラスメイトの気になる噂 ひとりぼっち帰り道
夏空の下、全校集会 7月最後のサヨナラ
少しおしゃべりしてみたくて 後を追った帰り道
社宅越えて、河に沿って 雑木林通り抜けて
駄菓子屋でアイス買って 君は何処に行くのかな?
町を見下ろした 丘の上の空き地
気になるあいつの 秘密を見てしまった
宙に投げたアイスに 食いついた大きな口
気になるあいつは 怪獣を飼っていた!
折り返しの夏休み 思い切って声掛けて
「ナイショのナイショのナイショだよ?」って、小指繋いだ約束
原っぱ駆けて河泳いで 君と私と怪獣
忘れられない夕焼け空 君とおしゃべりできた
溶け出したアイスを 鼻先に付けて笑う
夏めくあいつに ドキドキときめいた
手を繋ごうとして 寄り添った、そのとき
気になるあいつを 怪獣が食べちゃった!
…そういえば今日は、夏休み最後の日だ。
君の声がする 怪獣が笑ってる
君の声で笑いながら 私に手を差し伸べてきたの
「ねぇねぇ!君なの?」「そうだよ!僕だよ!」
君と私、手を繋いで 2学期最初の登校日
学校中に響き渡る 泣き声と叫び声
二人だけの校舎になって ドキドキときめいて
校庭に出た途端に 始まった運動会
ピストル鳴り響いて よーいドンで駆け出した!
障害物レースを 1等賞でゴールして
アイスを食べながら 二人で何処に行こう?
宙に投げたアイスに 食いついた大きな口
気になるあいつは 怪獣少年だ!