高里椎奈による小説のシリーズの愛称。
「銀の檻を溶かして」を第一作目とし、第一シリーズ「薬屋探偵妖綺談」と続編「薬屋探偵怪奇譚」がある。
講談社ノベルスにて発売。
あらすじ
久彼山にある「深山木薬店」の従業員は3人。セピア色の髪の美少年と、黒髪の穏やかな青年と、赤い髪の元気な男の子。
この薬店には「薬屋」以外の顔がある。それは妖怪雑事相談所。
依頼された事件や巻き込まれた事件を、解決したり、しなかったり。
----薬屋探偵妖綺談----
銀の檻を溶かして(第11回メフィスト賞受賞。作者のデビュー作)
黄色い目をした猫の幸せ
悪魔と詐欺師
金糸雀(カナリア)が啼(な)く夜
緑陰の雨 灼(や)けた月
白兎(はくと)が歌った蜃気楼
本当は知らない
蒼い千鳥 花霞に泳ぐ
双樹に赤 鴉の暗(くろ)
蝉の羽
ユルユルカ
雪下に咲いた日輪と
海紡ぐ螺旋 空の回廊
深山木薬店説話集 (短編集)
(完結)
----薬屋探偵怪奇譚----
ソラチルサクハナ
天上の羊 砂糖菓子の迷児
ダウスに堕ちた星と嘘
童話を失くした明時に
(連載中)