概要
高里椎奈による小説のシリーズの愛称。
「銀の檻を溶かして」を第一作目とし、第一シリーズ「薬屋探偵妖綺談」と続編「薬屋探偵怪奇譚」がある。
あらすじ
久彼山にある「深山木薬店」の従業員は3人。
セピア色の髪の美少年と、黒髪の穏やかな青年と、赤い髪の元気な男の子。
この薬店には「薬屋」以外の顔がある。それは妖怪雑事相談所。
依頼された事件や巻き込まれた事件を、解決したり、しなかったり。
登場人物
----薬屋探偵妖綺談----
- 銀の檻を溶かして(第11回メフィスト賞受賞。)
- 黄色い目をした猫の幸せ
- 悪魔と詐欺師
- 金糸雀(カナリア)が啼(な)く夜
- 緑陰の雨 灼(や)けた月
- 白兎(はくと)が歌った蜃気楼
- 本当は知らない
- 蒼い千鳥 花霞に泳ぐ
- 双樹に赤 鴉の暗(くろ)
- 蝉の羽
- ユルユルカ
- 雪下に咲いた日輪と
- 海紡ぐ螺旋 空の回廊
- 深山木薬店説話集
- 翡翠の風と踊る死者(2022年発行の番外編)
----薬屋探偵怪奇譚----
- ソラチルサクハナ
- 天上の羊 砂糖菓子の迷児
- ダウスに堕ちた星と嘘
- 遠に呱々泣く八重の繭
- 童話を失くした明時に
- 来鳴く木菟 日知り月
- 星空を願った狼の
- 君にまどろむ風の花