プラトーン
ぷらとーん
プラトーンとは、オリバー・ストーン監督のベトナム戦争を題材にした戦争映画である。
概要
30名~60名編成の「小隊」を指す英語(軍事用語)。
主に1986年のベトナム戦争を描いた映画のタイトルとして知られている。
民間人の虐殺、小隊内に蔓延する麻薬汚染など、戦時中の米軍の実体をリアルに描いた映画の先駆的な作品となった。
監督はオリヴァー・ストーン。
なお、死亡フラグの代名詞ともいえる『俺、戦争が終わったらこの娘と結婚するんだ』は本作が発祥と思われる。
ポスターやパッケージなどで使われている両膝を地面について上体と顎を反らしながら腕を天に掲げるポーズが特に有名であり、PIXIVでプラトーンを検索すると大体このポーズを模したイラストがヒットする。
主な登場人物
- クリス・テイラー(チャーリー・シーン演)
主人公。貧困層の若者たちが戦場に行くことに義憤し、大学を中退して陸軍兵として戦場入りするが、そこで戦場の実態と狂気を目の当たりにすることになる。
- エリアス三等軍曹(ウィレム・デフォー演)
クリスの上官。戦場にあっても無関係な民間人には手厚く接する人物で、クリスは次第にその人柄に惹かれてゆくが、後にバーンズ軍曹と隊を二分して対立する。
- バーンズ二等軍曹(トム・ベレンジャー演)
クリスの上官。戦場にあっても毅然として行動し、その姿にクリスは惹かれてゆくが、非情さも併せ持つその姿に次第に反発するようになり、隊を二分しての対立ではクリスらエリアス軍曹の陣営と対立する。
出演者の多くが当時若手であり、その中には通訳担当の兵士を演じたジョニー・デップもいた。その他、オリバー・ストーン監督も出演している。