概略
本作は絵師カガミが担当した作品の中でも,低い評価をうけている。
その理由は、「詰め込みすぎた設定」「破綻したプロット」「マンネリ」の3つである。
特に、吸血鬼の世界観に組みこんだ学園要素が活かされていない。
プレイ趣向
セックスまでの流れは、最もマンネリを感じさせる部分である。
本作は勿論,BLACK LiLiTHのテンプレのひとつ(下記)を踏襲している.
−−−−ある一人の男が、自らの野望を高圧的かつ巨乳の女性に阻まれたため、
「くそぉ! くそぉぉぉッ!!」と叫びつつ復讐を誓い、計画を練る。
数ヶ月後,女性に接触し、乳首へ媚薬を射ち、
女性の生理現象(乳首の勃起、愛液の分泌)を冷やかした後、レイプ開始。
その後、激しい抵抗も受けることもなく、あっさり女性を手駒に----
本作もまた、オプションで手足をスパーンしたり、
箱女が出てくるぐらいの差しかない他作品となんら変わりはない。
評価点
LiLiTHの中では、新鮮なキャラ設定である神村 東。
学園設定も彼女のため存在すると言っても過言ではなく、
生徒想いなヤンキー教師で好感がもてるキャラに仕上がっている(当然、元ネタはあるが)。
エロシーンから設定を考えたのか、と錯覚してしまうほどのはまり役である。
(「ヤンキーなのに陥没乳首」「プールでファック」「大事に想っている生徒に廻される」etc…)
本作は、他キャラも神村ぐらいに設定が活かされていれば、良作になりえたかもしれない。