シシガミ=バング(獅子神萬駆)とは、アークシステムワーク制作の2D対戦型格闘ゲーム「BLAZBLUE(ブレイブルー)」に登場する、熱い漢で御座る!
CVは小山剛志殿で御座る!
プロフィール
身長:192cm
体重:105kg
誕生日:1月1日
血液型:B型
出身地:燈の国
趣味:修行・必殺技名を考える
好きなもの:正義、殿の形見の「五十五寸釘」
嫌いなもの:悪
ドライブ名:バーニングハート
性格: 義理と人情を重んじる、男気と忠誠心に溢れた「漢」。
良くも悪くも直情的だが、忍術に長け、下の者の面倒見もよいため慕われている。
専用曲:烈風
特殊曲:お前の鉄槌に釘を打て
特徴
忍者独特のスピードはあるが、通常攻撃は遅く重い。
空中飛び道具の特殊クナイは相手の動きを止めたり、毒効果をもたらすことができ、特殊技も揃っている。
ドライブ攻撃は、攻撃モーションにガード判定のある打撃技の「バーニングハート」。
各種D攻撃をヒットさせると「風」「林」「火」「山」のアイコンが増加し、四つ揃うと自身の能力が飛躍的に向上する技を発動できる。
ゲーム中の性能
CALAMITY TRIGGER
忍者らしい機動力と、多彩な崩しを持つパワーキャラ。
同社開発のギルティギアの登場キャラ「チップ=ザナフ」のように、忍者にも関わらず異様に騒がしい。が、彼とは違ってバングの体力は「11500」と上から3番目の高耐久。
通常攻撃のリーチの短さ、判定の弱さから殴り合い(主に中距離)になると非常に弱い。低姿勢の技に対して非常に弱く、低姿勢の暴れや牽制を持つ相手には特に苦戦を強いられる。
崩しは強いのだが、攻撃レベルの低さとリーチの短さにより固めに穴が多く逃げられやすい。
立ち回りの要である飛び道具の手裏剣にも使用回数制限がついており、しかもたった12本。3本投げるD手裏剣は性能は良いものの4回しか使えない。
またA手裏剣は相手を毒状態にするのだが、あまり減らない。体力ゲージを注視すれば減っているのがわかる程度。
火力も軒並み低く、稼動初期には「最弱を想定して作られた」「どう見てもネタキャラ」などといわれており、芳しい評価ではなかった。
(しかしロケテスト段階ではめちゃくちゃ強かった。)
しかしやれることがトップクラスに多く、崩しネタの多彩さは他の追従を許さない。一度ダウンさせれば、補正切りの嵐であっという間に体力を奪うことができる。
さらにはコマンド投げも持っており、単純な崩しの豊富さは随一。回数制限があるとはいえ、手裏剣を使った立ち回り制限も強い。
最強キャラとされるニューには相性が良く微不利程度で済んでいる。一方、相性がかなり悪いアラクネ・ジン・レイチェル戦は辛い戦いとなる。
全キャラの2/3が不利な組み合わせとなるキャラだが、ネタの豊富さにより荒らし性能が高く、大会には強い。
最終的には釘設置・風林火山などの研究が進み、中堅下位レベルにまで評価を上げた。基本は厳しいがやり込みでその差を埋められる、プレイヤーの努力の成果が表れるキャラとなっている。
家庭用CALAMITY TRIGGER
風林火山を使用すると、BGMが「お前の鉄槌に釘を打て」に変わる演出が追加された。
しかし音量が大きすぎて「一部の環境では音割れする」「夜中にネット対戦していると相手に気を使って発動できない」など不評が多く、2010年に配布された修正パッチの修正項目に音量調整があったほど。
1コンボでシールを多く溜めるルートも確立されていたため、性能強化というより対戦相手に精神的ダメージを与える技として認識されるようになっていた。
CONTINUUM SHIFT
CSへの移行で、バングは全キャラ中でも屈指の超強化を受ける。
全キャラのしゃがみ判定の見直しにより、立ちAがタオカカ以外のしゃがみ状態に当たるようになり、2回まで連打可能となった2Aもあいまって固め性能が大幅に向上。
前作の豊富な崩しも健在で、一度触られるとすさまじい勢いで攻めてくる固め・崩しキャラに変貌した。
発生が早い+判定が強くなった立ちBは、上方向にも判定が厚いので対空としても機能する。ガード時には特殊ガード硬直と特殊ヒットストップが掛かるようになり、ここからの固めも強力になっている。
立ちB・2Bの受身不能時間の増加、バーニングハートの高速化、2C・双掌打の硬直減少、受身不能時間の減少などのシステム変更もあいまって、どこからでもコンボが繋がるようになった。
それによって全体的なコンボ火力が向上し、前作のような火力不足に泣くこともなくなった。むしろ平均火力は全キャラトップクラス。
各種空中攻撃も優秀で、高い機動力から繰り出されるリーチの長いJBや補正の緩いJ4Cはかなり強力。
通常技の強化により牽制が強くなったので、釘ストックをコンボに回す余裕ができた。A手裏剣の毒も増え(1sec60dmg⇒1sec80dmg)、手裏剣〆の意義も増した。
発生が早く、空中通常ガード不能、ガードされても硬直差微不利で反撃が難しい超必殺技「萬駆阿修羅無双拳」が追加され、ローリスクな切り返しを獲得した。
固められたら阿修羅。対空に阿修羅。直ガから阿修羅。大噴火の〆に阿修羅。阿修羅食らった後に反撃しようとしてきた相手に阿修羅。
拙者が!拙者たちが!バングでござる!!
バング流忍術は隙を生じぬ二段構えでござる!
稼動初期には、あまりの便利さに阿修羅ばかり連発する量産型バングが急増したため、そういったプレイヤーを「阿修羅マン」などと呼ぶ始末であった。
現在ではムック発売により阿修羅の弱点が発覚され、相手プレイヤーの阿修羅対策が進んだこともあり、阿修羅マンは影を潜めている。
もちろん阿修羅を使わずとも、従来どおりの大噴火やバーニングハートでの割り込みも可能。
CSのシステム変更により、超必殺技に最低補正25%のダメージ保証が付いたため、殺しきる能力も高くなった。
弱い部分は前作からお馴染みの、低性能なバックステップ、低姿勢の技に弱い、ネガティブ耐性が低いことなど。しかしこれらも強化点で十分にカバーできる範疇である。
現在はネタキャラの立場をレイチェルに譲り渡し、ライチ・ラグナと並んで最強キャラの一角として君臨している。
「バング爆発しろ!」という皆の心の叫びに応え、勝利ポーズで元気に爆発している。