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1 概要1.1 かま状赤血球2 関連タグ3 外部リンクマラリアとは、マラリア原虫によって引き起こされる病気である。症状はびっくらするくらいの高熱から始まり、最終的に血液に関する重病を引き起こして死ぬか脳が殺られる。
ハマダラカという蚊、またはツェツェバエという吸血蠅を媒介とする。痛い目に遭わせた上に病気を移す…なんてタチの悪い野郎共だ!!!
ワクチンを買うための募金を行う際に、ワクチンの対象としてよく挙げられるが、その理由は「一度接種したからと言って長期間効果は持続しない」ためであり「原虫という生物の構造が人間の根本的生体構造に似ているために全く免疫が通用しない」ためでもある。そう、物凄く量がいるのである。
かま状赤血球
かま状赤血球症は、遺伝性の貧血病で、赤血球の形状が鎌状になり酸素運搬機能が低下して起こる貧血症である。
これは、元々マラリア原虫に対抗するためにマラリア流行地帯(主にアフリカ)の人々が身に着けた生体的防御術である。普通の赤血球では原虫はわっほいわっほいとぬくぬく育つが、かま状になられると話は別、バッタバッタ死んでいく。
マラリアに罹らないというメリットはあるものの、酸素運搬能力が大幅に低い。この赤血球を持つ人は貧血や脳卒中になりやすく、手足が腐ったりすることもある。このためこの遺伝的体質を持つ人は、体が弱く激しい運動はできない。