F-15DJについて
F-15Dの日本航空自衛隊仕様機。
当初こそ完成機の輸入とノックダウン生産だけだったが、のちにライセンス生産もされている。
内訳は輸入12機、ノックダウン生産8機、ライセンス生産28機の計48機。
コブラの紋章
宮崎県新田原基地にはF-15DJを集中配備された部隊がある。
その名は『飛行教導隊』。
装備機には特別な塗装が施され、さらにパイロットを全国の飛行隊から選りすぐったエリート部隊である。
その実態は空戦技術に秀でた者を集めて訓練し、さらに敵機として全国の飛行隊の相手を務める仮想敵機(アグレッサー)部隊として知られ、その実力は『たとえ本気で戦っても勝てる部隊は無い』とまで言われている。
公式webサイトにも『航空総隊隷下の戦闘機部隊における戦技の向上及び新たな戦技の研究等を任務とする部隊です』としか好評されておらず、また部隊マークにコブラが使われている事も「実態の知れない不気味な部隊」との印象を深めている。
ライセンス生産とノックダウン生産
ライセンス生産とは『他の企業が開発した製品の設計・製造技術を、別の企業が許可料(ライセンス料、ロイヤリティ)を支払ってそのまま使用し、その製品を生産する事』(wiki)とされ、要は設計図を借用して同じものを生産する方法である。
対してノックダウン生産とは『国や他企業で生産された製品の主要部品を輸入して、現地で組立・販売する方式』(wiki)で、要は組立キットを輸入して組立を国内で行う方法である。