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ちょろいもんだぜ

ちょろいもんだぜ

「ちょろいもんだぜ」とは、新條まゆの漫画作品『覇王愛人』に登場した『世界一腕の立つ殺し屋』のセリフの1つである。
目次 [非表示]

ちょろい概要だぜ

狙撃用では無い突撃銃にスコープも装着せず、おまけに構え方も何かオカシイという、突っ込みどころが多すぎて逆にどこに突っ込んでいいかわからない狙撃の構えであるが、あまりにも過剰な情報量からもたらされるインパクトで狙撃に関するミーム内で一定の地位を築いている。


それでも彼は『世界一腕の立つ殺し屋』なのである。

銃のチョイスがおかしい

このシーンで彼が使用している銃はXM177E2、かのゴルゴ13も使用しているM16のバリアントの1つである。

が、XM177E2はバレルを短縮したモデルであまり狙撃向きとは言えない。

ただし一応ライフルの端くれであり、当該シーンで防弾装備も着けていない狙撃対象にはある程度の効果は見込めると思われるが…


サイトピクチャーがおかしい

このシーンをよく観察すると、使用されている銃には狙撃用スコープなどの光学機器は装着されていないことがわかる。

これ自体はありえないことでもないのだが、狙撃対象にフォーカスするシーンでは何故かスコープのレティクルや電子工学機器の表示のようなレティクルが描写されている。

実はサイボーグか何かなのだろうか?


構えがおかしい

最も顕著に異常と判別できるのが、ストックを肩に乗せた元ネタ1コマ目の「構え」のシーンである。

ストックは通常肩に押し当てて構えるものであり、狙撃であればこのような構えはまず行われない。

さらに何かを覗き込んでいるような表情で描写されているが、上述の通り覗き込む装置も付けられていなければ、覗き込める体勢でもない。

尚、この構えは実際に、狭い室内での戦闘のためにやむなく使用されることがあるが、取り回しや命中精度は低下し本来の銃の性能は発揮できない。


距離がおかしい(?)

このネタの直前のページでは狙撃対象と狙撃者が同じコマ内に描かれており、彼我の距離をおおよそであるが目算できる。その距離にしておよそ20m。こんな近くでゴソゴソやって独り言を発していたら異変に気づかれるかもしれない。

上でも触れている通り狙撃向きではない銃を使っていてもこの距離なら問題は無いのかもしれない。


進行方向がおかしい

このネタの直前のページでは狙撃対象の後方から狙いを定めているが、右側2段目のコマでは対象の前方に近い位置から覗き込んでいる。対象がその場で回転でもしているか、狙撃者が銃を構えながら並走でもしなければこの位置からは見えないだろう。

かと思えば直後のコマでは後方から狙うシーンとなっている。


声出すな

上でも触れた通り、頻繁に独り言を声に出しているが気づかれそうなものである。

さらに狙撃直前にはひときわ大きい声を出しているが、声を出すという行為は意外と体の筋肉が動くものである。少しのブレが命取りの狙撃では、まず叫びながらの狙撃というのは多大な困難が伴うと思われる。

ただし上述の通り20m~30m程度の距離では影響は少ないのかもしれない。

そうかな・・・そうかも・・・


用法

この『世界一腕の立つ殺し屋』というフレーズが独り歩きして、今では『覇王愛人』と関係なく(キチンとした銃をキチンと構えている)スナイパーのイラストに、ネタ的に貼り付けられるケースが多い。


それはかのゴルゴ13であっても例外では……!


[タグはロックオンされています]


ガゥゥゥ――…ン

彼が愛用する銃も同じM16系である。

(厳密にはゴルゴのものはM16A1(のちにA2に持替)の専用カスタム品、世界一(略)のものはM16A1をベースに全長を切り詰めたXM177E2。

 イラスト中のゴルゴは世界一ryに合わせてカービンモデルを構えている)


余談

M82対物ライフルのブルパップモデル・M82A2は本当に肩に担いで撃つ珍しいライフルだが、これはこの構えで撃てるよう設計されたものであり、上述のXM177E2を肩に乗せるのとはまったく扱いが異なる。


ちょろいリンクだぜ

世界一腕の立つ殺し屋まとめ


ちょろいタグだぜ

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