概要
ぶりぶりざえもん初の単独シリーズ。1994年9月26日放送「ぶりぶりざえもんの冒険 雷鳴編」、「ぶりぶりざえもんの冒険 風雲編」が放送された。以後、好評につき続編が多く作られるもシリーズ自体が元々外伝であること、スペシャル等放送機会が限られていたこと、初代声優の塩沢兼人の死去の影響等が原因で、長らくアニメ化の企画が中断されていた。原作漫画では『まんがタウン2008年6月号』より不定期掲載が再開された。
2016年5月13日放送「ぶりぶりざえもんの冒険 覚醒編」で16年ぶりにアニメ新作が作られ、前シリーズとは繋がりのない新たな作品となった。時代の変化に合わせてスマートフォンを愛用し、翌週の「ぶりぶりざえもんの冒険 閃光編」ではブログも立ち上げていることが描かれた。定番のオチは事件解決後に被害者や協力者に救い料を要求するのを断られた後、ぶりぶりざえもん自身が「ちっ!」と言いながらそのまま消えると言う事になっている。
登場人物
主要人物
しんのすけ
流れ物。歌を作って生計を立てているようだが、基本的に極貧。
本編同様かなり図々しいが、ぶりぶりざえもんと対比するとかなりまとも。
ぶりぶりざえもん
自称・救いのヒーロー。
旅の途中で会う人たち
ブタ
助けてくれた(?)しんのすけに救いのマラカスをあげた。
お父っつぁん
多額の借金を背負っているが、借金を返して余りが出るほどの金額分宝くじを買い込む、助けてくれたしんのすけへのお礼に特上寿司の出前を頼むなど、純粋に善人とも言い切れない。
おふじ
上記の娘。鰐造一家に連れ去られようとした。
おじいちゃん
ぶりぶりざえもんで豚汁を作ろうとした。オックス派。
お千代
上記の孫娘。悪代官一味に拐かされた。
お銀
大江戸秘密警察の秘密捜査官の女性。27歳独身で、かなりのツッコミ役。
かえで姫
将軍春日部家光の一人娘。
お竜
かえで姫のボディーガードだ、実は女性。
おじいさん
おじょうさん
マルモ
用心棒の女。
せつこ姫
野獣に囚われていたお姫様。アニメ版では、普段は丁寧だが怒った時には口調が悪くなる一面をもっている。
その正体は魔法で人間に変えられた野獣のお姫様だった。
最後はよし男と結ばれた。
よし男
せつ子姫を捕まえていた悪い獣人…ではなく、のぶ男にいじめられていたせつ子姫を守ろうとした勇気ある野獣。
怖そうな見た目とは裏腹にWブリブリ~を見ただけでもおびえるほどのビビりである。
最後はせつ子姫と結ばれた。
悪人
こども
上記のブタをいじめていた。
アニキ
最初に上腕二頭筋が裂傷し、次に胸鎖乳突筋裂傷と大体骨折した。
アニキの子分
転職を考えている。
親分
鰐造一家の親分。怪我をしたらバンドエイド。
先生
鰐造一家の用心棒。カッコつけて刀を舐めて舌を切り、ケツに千歳飴が刺さった。
まゆつば屋
からくり部屋にからくりとびらを付けたため、最終的に自分がその中に入った。
悪代官
お千代を誘拐した一味の親玉。お銀に切られた。
おやじ
不知火一族の頭領。最終的に姫に金的された。
幻格
円月殺剣の使い手。ぶりぶりざえもんからは「臨月出産」と間違えられた。
幻妖
何かあると変わり身を使う。
ハゲづら団(アニメではちょんまげ団)
魔王を使って世界征服しようとしている。
魔王
その昔勇者に瓶に封じ込まれるが、何千年も封印されていたため、寝たきりの老人になっていた。
のぶ男
道端で倒れていた王子様。野獣に捕まったせつ子姫の救助をしんのすけ達に依頼する。
しかし、実は彼こそがせつ子姫をいじめていた悪徳王子(せつ子曰く「悪い魔法を使う魔王子」)。
最終的に、自分の魔法の弱点が鏡(とされているが、実際は「鏡」と付く物なら何でもOK)であることを圧倒的有利であることへの自信からぺらぺらとしゃべってしまい(アニメではせつ子姫が説明した)、その直後に放った魔法をしんのすけの鏡餅で跳ね返されてハエになってしまい、殺虫剤で倒された(アニメではハエになった後で逃げるも、その後蜘蛛の巣に捕まってしまう)。