ウシア・カンバラ

うしあかんばら

映画『DAGON』の登場人物。

概要

漁村「インボッカ」に住んでいる謎の美女。

演者はマカレナ・ゴメスで、日本語吹き替えが桜るみ。

腹部には鰓があって両足がイカの触腕に似た軟体となっている半魚人であり、普段は車椅子で移動している。

なお、彼女を初めとした村人達はかつて祖先が行なったダゴンの儀式でインボッカの安泰と引き換えに半魚人と化している。

序盤で何故か主人公ポールの夢の中に現れ、中盤にて海難事故でインボッカに流れ着いた彼と直接対面した際には好意的に接していた。

※以下ネタバレ

実はポールの腹違いの妹。

彼女の父ザビエルはかつて村の外で出会った別の女性との間にポールをもうけていたのである。

親子共々ポールを仲間に引き入れようとしたが、当のポールは既に恋人のバーバラと共にインボッカとは無縁の人生を歩んでいた事に加え、ダゴンの血を受け継いだ自分以外の人間をダゴンの生け贄にしようとする村人達を拒絶していた。

終盤でバーバラを失って村人達に追い詰められたポールが人間として死ぬために焼身自殺を図った際には咄嗟にポールを海に突き落として命を救った。

エンディングではポールを同胞として引き入れた事が示唆されている。