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概要

「ウルリカ殿…愛しておりました…」とは、拓也ではなく岳氏が「阿部鬼」(ver4.0)の主人公とされる一因となるイベント、あるいはその際の台詞である。


以下ネタバレ注意



















「阿部鬼」(ver4.0)は、元ネタとなった「青鬼」とは異なり、途中で拓也・ウルリカ組と岳氏の2組に分かれて屋敷の探索を行うことになる。一通り探索を行うことで合流することになるのだが、その際にある条件を満たしていないと、合流しようとした際に、

拓也がブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男に背後から襲われて死亡してしまうというイベントが発生する。

その際、拓也が最期に言い放った台詞が、この「ウルリカ殿…愛しておりました…」である。

ちなみに、この時一緒にいたウルリカは悲鳴を上げてその場から逃走、しばらくして屋敷内を探索すると、

迫りくる魔の手(※表現をマイルドにしています。)

こちらも変わり果てた姿になって横たわっているところを岳氏に発見される…。


このイベントが発生すると、生存者が必然的に岳氏(救出すれば道也も)だけになってしまう。

ゲームの進行には支障はないが、必然的にBAD END確定ということになる。


初見ではGOOD END(全員生還)の条件には気づかない場合が多いので、ver4をプレイした人は一回は目にした事のあるシーンと思われる。


元ネタ

この台詞は、「阿部鬼」の原典「くそみそテクニック」と同じ山川純一先生による漫画地獄の使者たち」(薔薇族(1987年7月号))における「小早川大尉どの 愛しておりました…」という台詞のパロディである。

ヤマジュンファンの中には、この台詞を見た際に思わずニヤリとした人もいるのではないだろうか。


関連項目

阿部鬼 ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男

バッドエンド パロディ

地獄の使者たち

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