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概要

白亜紀前期のオーストラリアブルドッグ頁岩から産出したコエルロサウルス類

化石が極めて断片的であることから系統学的位置を特定することは困難を極め、現在も詳細な分類は不明であるが形態的にコエルロサウルス類内のマニラプトル類とされることが多く、中でもオヴィラプトロサウルス類との類似が指摘されている。


単一の脛骨から知られている。同じ場所から同個体と思われる指骨が産出したが、疑わしいと判断されている。脛骨はオパール化しており、オーストラリア先住民アボリジニの伝承に登場する超常的な存在である「虹蛇」と絡めて虹蛇の総称であるカクルという属名がつけられた。


頭部の情報が得られていないため食性は不明であるが、しばしば肉食恐竜として描かれる。


サウスオーストラリア・アンダムーカのオパール畑で発見され、1973年に宝石店によって展示され、古生物学者のネヴィルプレッジの目に留まり恐竜の化石と特定された。当時の所有者A.フレミングは、写真と2つのキャストの作成を許可。

最終的に標本はオークションで匿名のバイヤーに売却され、長い間個人所有となっており科学的に失われたものと扱われていた。

2004年には、南オーストラリア州立博物館は化石を 22,000ドルで買い、再び研究の場に取り戻すことに成功した。


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コエルロサウルス類

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