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キンポウゲ目

きんぽうげもく

双子葉類に属す目のひとつ。真正双子葉類の中で最も祖先的な形質を示す系統である。

概要

双子葉類の一群で、7科約200属4500種が属す。


真正双子葉類(単子葉類と姉妹群をなす、双子葉類の大半が属する系統)の中で最も"原始的"な目である。雌しべが1本にまとまらず複数あるなど被子植物の祖先的な形態を残す点で基部被子植物(モクレン目クスノキ目など)と共通し、古い分類体系では基部被子植物とともに「多心皮類」としてひとまとめにされていた。なお、真正双子葉類で多心皮類にまとめられる分類群としては他にヤマモガシ目がある。


日本にはキンポウゲ科(ウマノアシガタニリンソウなど)、ケシ科(リシリヒナゲシオサバグサなど)、メギ科(ヘビノボラズイカリソウなど)、アケビ科(アケビムベなど)、ツヅラフジ科(アオツヅラフジイソヤマアオキなど)、フサザクラ科(フサザクラ)が自生する。

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