概要
国民に脅威をもたらした凶悪犯が収容されている施設「タルタロス」に収監されていた敵(ヴィラン)の1人。現在はオール・フォー・ワンの手によって解放され、「ダツゴク」として活動している。
異名は「嬰児樹(えいじじゅ)ギャシュリー」。
人物
容姿
シルクハットのような帽子を被った海坊主のようなシルエットの長身であり、顔と思われる部分(顔にも仮面を着けている)以外の全身が真っ黒に塗りつぶされている。
また傘と本を常に持っており、これは元ネタと思われるギャシュリークラムのちびっ子たちに登場する死神の特徴と類似する。
現状は数コマ程度の登場しかなく、詳しい人物像は不明。
個性
名称は不明だが、幼い子供のような姿をした異形を大量に召喚、使役する個性を持つ。個々の力は小さくとも数の暴力で攻められればプロヒーローであろうとも鎮圧は容易ではない。この点から面制圧と持久戦に特化しており、それらの強みを活かして犯罪史に名を残していたという。
活躍
過去に起こした犯罪からタルタロスに収容されていたが、全面戦争後にAFOの手によって解き放たれ、ダツゴクとしてヴィラン活動を再開する。
続く第二次決戦では国立多古場競技場で瀬呂範太、尾白猿夫、砂藤力道を初めとした大勢のヒーローと戦闘。個性を活用してヒーロー達を徐々に消耗させていった。
その後の動向は不明だが、ギャシュリーと戦闘していたはずの瀬呂達がAFOと緑谷出久の戦いにワープゲートで加勢に入ったこと、そしてイレイザーヘッドとプレゼント・マイクが黒霧のコントロールに成功したことを考慮すると、多古場競技場にもワープゲートでヒーロー側の増援が送り込まれ、そのまま鎮圧されたと思われる。
目立った戦闘シーンが少ないままフェードアウトしていった彼(?)だが、荼毘やトガヒミコ、スピナー達幹部格、そしてヴィラン勢力のトップである死柄木弔との戦いが決着した後もギャシュリーは長時間粘り続けており、現在進行形で戦っているAFOや雄英側についたジェントル・クリミナル、ラブラバ、レディ・ナガン、黒霧等を除けば何気に最後まで残っていた名前付きのヴィランである。