概要
少年ジャンプ+で2023年4月6日から連載されている漫画作品。
作者はイワムロカツヤ。
あらすじ
中学三年生の男子佐藤一は、桜の木の下に埋められている男子柴田元を発見し、友人となる。
柴田の自宅で一緒に映画を見る仲になった2人。文化祭では2人で撮った映画を流す予定だったが、周囲には認められなかった。佐藤以外に柴田を知っている人間がなぜか一人もいなかったのである。
その5年後、佐藤の前に柴田が再び現れる。
しかし、それは佐藤の知る柴田ではない、謎の存在であった。
登場キャラクター
- 佐藤一(さとう はじめ)
主人公。周りに馴染めずにいる中学三年生の男子。
桜の木の下で柴田を発見し、意気投合。柴田の自宅で一緒に映画を見る仲になる。
文化祭に向けて映画を撮影するも上映が許されず、柴田に「世界中の人間が柴田になればいい」「学校のやつらを皆殺しにする」という映画の案を語った。
- 柴田元(しばた はじめ)
佐藤が中学三年生の時に出会った謎の男子。山奥の桜の木の下に首だけ出して埋められていた。
映画はハッピーエンド派。
実は佐藤以外には誰にも見えず、知られていなかった。
- シバタ
佐藤たちが20歳の時に現れた謎の存在。見た目は柴田にそっくり。
しかし、水に触れると増殖したり、周囲の生き物を乗っ取ってシバタに変えるなど奇怪な能力を持つ。
超怪力の「柴田ゲンキ」、蛇のような体の「柴田ノビタ」など、特殊な個体もいくつか存在する。
- 渡美知花(わたり みちか)
佐藤の中学三年生の時の同級生。佐藤と柴田の映画のヒロインに選ばれる。
自分で何かを決めることが無く、親や周囲に言われるがままに生きていた。これが原因なのか、中学時代はいじめられっ子であった。
20歳になっても佐藤との友人関係は続いており、彼に想いを寄せている。
- 吉田(よしだ)
佐藤の中学三年生の時の同級生の男子。サッカー部部長のいけすかない男。
5年後は警察になっている。
- 南野彩子(みなみの あやこ)
佐藤たちの中学時代の教師。5年後は退職している。
- ヨッシー
現在(佐藤たちが20歳の時)中学三年生の女子。医者を目指すギャル。
サッカー部の吉田の妹で、本名は「吉田愛穂(よしだ らぶほ)」。名前で呼ばれるのを嫌い、周囲にはあだ名で呼ぶように言っている。
- 本間並平(ほんま なみへい)
愛穂の同級生の男子。いじめられっ子。