概要
誘拐や監禁事件などで拘束されている(いた)被害者が、加害者と同じ場所で長い時間を共有することにより、加害者に対して共感や好意、さらには信頼など、特別な心理的つながりを持つようになること。
1973年8月にスウェーデンの首都・ストックホルムで発生した銀行強盗人質立てこもり事件にて、人質となった人々が犯人を援助し、さらに解放後も犯人をかばう言動を行ったり、犯人と結婚する者が出たりしたことに由来する。
詳しい経緯などはwikipediaなどの当該ページを参考にしていただきたい。
極限状態にある中で自分の命や精神を守るための反応であると考えられており、PTSDに分類される場合がある。
逆に、加害者が被害者に同情したり反省したりするようになることは「リマ症候群」と呼ばれる。こちらは1996年にペルーの首都で起きた事件に由来する。
関連タグ
パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、DV:長期間同じ環境下で生活してしまったことが原因で似たような症状に陥る人も多い。
肉屋を支持する豚:人によってはこの防衛機制が働いていると言われている。
ヨヨ(バハラグ)、アリシア(ライブアライブ)、フレイ・アルスター:ストックホルム症候群が疑われる有名なヒロイン。
たてこもったイヌ:暴太郎戦隊ドンブラザーズにて、この言葉が当てはまる内容の回。