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現実世界のナノマシン

マイクロマシンよりも小さいナノサイズの機械の総称(1ナノメートルは0.000 000 001メートル)。ウイルスバクテリアサイズの機械の事である。


すでにMEMSとして実用化が進んでいるマイクロマシンと異なり、ナノマシンは今のところSFの世界でしか登場しないフィクションとみなされているが、現実世界でもナノスケールの半導体の開発は進んでいる。こういった技術を応用してナノサイズの分子モーターといった「ナノデバイス」の試作に成功している。


しかし、ナノデバイスをレーザーなどで加工したり、プローブなどを使って組み立てるのは極めて生産性が悪く、著しく高価な代物となる。よって、大量生産にはナノレベルの部品が自律的に組み立てられる「自己組織化機能」や、ウイルスのような「自己増殖機能」が必要になる。狙ったところに薬剤を運んで病気を治療するなどの医療分野、新素材の開発などといった工業目的への応用が期待されている。


しかし、ナノマシンの自己増殖機能は考えようによっては非常に危険である。ナノマシンの自己複製が止まらなくなり、地球全体をナノマシンの塊「グレイグー」にしてしまうという危惧も語られている(ただし、専門家の中にはグレイグーは起こりえないと発言する者もいる)。


フィクションのナノマシン

フィクションでは肉体治療の他に、ナノマシンによって肉体を変形や強化したり、体内での人工的なエネルギー生成ができる作品の他、ナノマシンの塊で出来た肉体を持った人物が強敵として現れる場合も。


時には「人工の細菌兵器」として登場したり、無差別による散布で一部の人間だけを生態兵器に改造してしまう上に、不適合者を細胞崩壊させて死に至らしめるといったもの投与されたナノマシンが高圧電流で暴走したのが原因で醜悪な怪物になってしまうといった悲劇が描かれる作品もある。


登場作品


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