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カウボーイビバップ

かうぼーいびばっぷ

カウボーイビバップ(COWBOY BEBOP)とは、1998年サンライズ制作のもと放映されたアニメーション。(劇場版「天国の扉」はBONES制作。)
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「過去あり、訳あり、協調性…なし」(チャンネルNECOでの放映予告より)

作品概要

2071年の太陽系を舞台に、宇宙船「ビバップ号」に乗って旅する賞金稼ぎ達の活躍を描くハードボイルドタッチのSFアニメ。
ハードボイルドタッチと断ったのは、各話のストーリーの方向性が多岐にわたっており、一口でジャンル分けするのが難しいため。
スパイクの27歳を筆頭に主要人物の平均年齢がTVアニメ作品としてはやや高めで、
随所に喫煙シーンが登場するなどある程度高い年齢層をターゲットとしている作品。
監督である渡辺信一郎 監督はTVアニメ「ルパン三世」の第1シリーズ初期を意識しており、全編にアダルトな雰囲気が漂う。
各脚本家の作家性が強く出ている作品であり、コメディあり、ハードボイルドあり、浪速節ありと、話数ごとの振り幅はかなり広い。「堕天使たちのバラッド」や「道化師の鎮魂歌」のようなどシリアスな作風と、「カウボーイファンク」や「マッシュルーム・サンバ」のようなおバカの極地のような作風が不思議と同じ作品世界の中で成り立ってしまう。

世相に泣かされたTV放映

現在でこそ高評価を受けている作品ではあるが、当時の世相・規制等から放送枠を確保しきれなかったため、地上波で放映されたのは全26話中12話と総集編1話のみ。まさに知る人ぞ知る作品でしかなかった。(地上波総集編はソフト化されておらず、現在視聴困難。)
しかし、CS放送のWOWOWでは地上波放映で最大の障害となる規制が解除。晴れて全26話が放映された。現在この作品のファンである人は、このWOWOWでの放映を見てからの人が多い。
また、音楽監督は菅野よう子が務めており、音楽面での評価は絶大。サントラが日本ゴールデンディスク大賞を受賞している。
中でもOPのTank!、EDのTheRealFolkBluesは今なお「神曲」との呼び声が高い。
OPフィルムも傑作の呼び声高く、これをアレンジしたMAD動画がニコニコ動画上に多数アップされている。

2001年には劇場版作品『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開された。

主な登場キャラクターと作中での呼称

スパイク・スピーゲル(声:山寺宏一)…スパイク
2044年6月26日、火星生まれの27歳。身長185cm、体重70kg、血液型はO型。
本作の主人公。ジークンドー(かのブルース・リーが創始した格闘術)の達人で、荒事にめっぽう強い。本人曰く「ガキとケダモンと、跳ねっ返りの女が嫌い」で、要するに世話が焼ける奴が苦手。その割に危機に陥ったアインを賞金首そっちのけで助けに行ったり、人情味にあふれる面もある。元マフィアの構成員であり、彼の秘められた過去が随所で解き明かされながら物語が進んでいく形となる。
愛銃はジェリコ941のカスタムタイプ。

ジェット・ブラック(声:石塚運昇)…ジェット
2035年12月3日、ガニメデ生まれの36歳。身長188cm、体重90kg。血液型はA型。
スパイクの相棒で、元I・S・S・P(宇宙規模のFBIに近い)の警官ではあるが、その風体から賞金首と間違えられることもしばしば。強面だが面倒見がよく人情味に溢れ、身勝手な連中が多いビバップ号のクルー達に文句を言いながらも飯を作り、マシンの整備をし、そして誰からも感謝されない。過去のとある事件で左腕を負傷したため、メカメカしいサイボーグ義手を取り付けている。料理、盆栽が趣味で、盆栽には専用の部屋もある。料理の腕はスパイク曰く「あんたのメシはマズイ。」フェイほど破滅的ではないがギャンブルも好き(フェイにカモにされ身ぐるみはがされる一幕も)。
愛銃はワルサーP99


フェイ・ヴァレンタイン(声:林原めぐみ)…フェイ
1994年8月14日地球生まれの23歳(実年齢77歳)。身長168cm、体重46kg。血液型はB型。
本作のヒロイン。二十歳のころ月の位相差空間ゲート(作中のワープゲートのようなもの)での事故に巻き込まれ、当時の技術では治療不可能な傷を負い、57年間コールドスリープで眠っていた。その影響で記憶を失っており、それを求めて奔走する姿も見られる。極めて享楽的な性格で、趣味はギャンブルと言っても良いほどのギャンブル好き。歌は下手らしい。
愛銃はグロック30。

エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世(声:多田葵)…エド
2058年1月1日地球生まれの13歳。身長136cm、体重36kg。血液型AB型(自称含む)。
本作第2のヒロイン的存在。上記の名前はエド自身が適当に付けた名前で本名ではない。本名は一応フランソワーズというらしいが、父親の物覚えがいい加減なためこれも本名かどうか確証はない。超ウィザード級のハッカーで、しばしばそのハッキングスキルでビバップ号クルーを救っている。

アイン…ビパップ号で飼う事になったデータ犬。劇中で目立った描写はないが人間並みの知能を持ち、情報処理能力では並みの人間を上回る。どの位賢いかというとデータ犬であることがばれるとスパイク達に売り払われてしまうのが分かっているため、彼らの前ではわざとおバカなふりをするほど。エドと仲がいい。

ビシャス(声:若本規夫
スパイクのかつての相棒であり、現在の宿敵。スパイクがかつて所属していた組織「レッド・ドラゴン」の武闘派の筆頭として独自の派閥を持ち、組織の長老からは危険視されている。直接相手を殺傷できる武器を好み、日本刀を主な武器としている。(タイタン戦役での義勇兵時代はサバイバルナイフを所持)残虐かつ冷酷な性格だが、スパイクに対しては単なる執着を超えて何かシンパシーのようなものを感じているふしもある。肩にのせている黒い鳥は単なる絵的なオプションかと思いきや、最終話で意外な活躍をする。

ジュリア(声:高島雅羅
ビシャスとスパイク双方と関係を持つ女性。現在のスパイクにとっては「夢の女」。ウェーブがかった長い金髪が印象的な女で、綺麗で、危なくて、ほっとけない、普通の女。

劇場版に登場するキャラクター

ヴィンセント・ボラージュ(声:磯部勉)…ヴィンセント
軍の実験の影響で過去の一切の記憶を失った男。バイオテロによって人類を脅かす存在として描かれ、スパイクと死闘を繰り広げる。作中終盤での格闘シーンは圧巻。

エレクトラ・オヴィロゥ(声:小林愛)…エレクトラ
劇場版のゲストヒロイン。表向きは製薬会社のOLだが、実際は火星陸軍の軍人。ヴィンセントと個人的な関係があり、彼を自分の手で止めようと追いかける。

作中で主に登場する機体

( )はその機体の使用者
ソードフィッシュⅡ(スパイク)
ハンマーヘッド、ビバップ号(ジェット)
レッドテイル(フェイ)

Tips

作中では宇宙開発時代に入ってもアナログ磁気ビデオカセットテープが家庭用映像レコーダーの主力として使われていたようである。これはフェイの身元を探る途上でネタになる。しかも2014年にフェイを録画したビデオテープはベータマックスだった(史実では本作作成後のわずか5年後にソニーがデッキ生産から撤退、2013年現在保障つきデッキの入手は絶望的である)。

関連画像

OP曲「Tank!」


ED曲「THE REAL FOLK BLUES」


真・ED曲「SEE YOU SPACE COWBOY」


最終回専用ED曲「Blue」


関連イラスト

ビバップ
COWBOY BEBOP



外部リンク

カウボーイビバップ(公式プロモーションサイト)

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