概要
ニンジャスレイヤーの世界において、平安時代に活躍したとされる稀代の哲学者にして最強の剣士。
重厚な鎧をまとったいかつい壮年の男として描かれている。
一対の妖刀「ナンバン」と「カロウシ」のうちの一組を振るうダブル・イアイド(と思しき剣術)の使い手。
当然ながら劇中の時代では既に故人であるが、単なるモータルであったにもかかわらず(後世に与えた影響が非常に大きく、中にはラオモト・カンのような信奉者も少なくない。
晩年には深いザゼンの中、「物事の表面ばかりを見ず、内面を見る」という悟りを得たという。
さらには、ニンジャやゼン予言者などがソウルを切り離すことでのみそこに行けるという「途方もない可能性の海」にザゼンのみで到達しようと試みたというエピソードもある(成否は不明)。
劇中、セリフ・地の文を問わず度々引用される「コトワザ」の大半はマサシが生前に残した言葉であり、忍殺世界におけるコトワザの発祥者と言っても過言ではない(時代背景と一部のコトワザを考えると、ニンジャについて知っていた可能性が高い)。
ニンジャに関する事実が隠匿された「表向きの歴史」においても武芸者の代表的な存在として知られており、場所を問わず各地にマサシの像が建立されている。
また、各地を巡って修行に励んでいたようで、その場所には様々な「レリック」が眠っている。特に岡山県はマサシゆかりの地として有名。
伝説の兵法書「ブック・オブ・ファイブ・リングス」の執筆者でもあり、コトワザの大半はここに記されたものが後世に伝わったと考えられる。
また、「ファイア」「ウインド」「ウォーター」「アース」「ヴォイド」の5つのエレメンタル指輪を所持していたという伝説も残っている。このうちリング・オブ・ファイアについては岡山県奥地のオンセンの底にそれらしきものが見出されている。