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概要

主にバトルやスポーツ作品において、極端にレベルの高い実力者同士の対戦を人並みの傍観者が見た際に起こりうる現象。当事者たちからすれば普通だが、傍観者の我々からすればその激しい攻防に動体視力が追いつかず、戦況どころか両者の姿すら目視することが出来ない状態。


由来

名前の由来は鳥山明の漫画『ドラゴンボール』の登場人物・ヤムチャから。

作中において、主人公の悟空をはじめ、次々と現れる強敵たちの極端なパワーインフレにより、両群の戦いもそれに反映して激化を極めるが、そうした戦いを一般人である非戦闘キャラや実力に大きく溝が開けた過去のライバルたちから見ると、何が起きてるかわからなくなることになぞらえている。


その筆頭として、作中で最初のライバルキャラでもあるヤムチャの名を冠しているわけだが、ヤムチャの名誉のために言うと、原作においてヤムチャが実際にこの「ヤムチャ視点」になったことは一度もない。

風評被害の原因は、アニメ版の栽培マン戦がヤムチャが皆に素早い動きを傍観される立場で演出に反して戦いがちゃちい結果に終わったのと、パーフェクトセル戦で、ヤムチャ1人だけがセルを倒したと気付かなかったシーンだが、後に述べるように動きが見えなかった訳ではない。『ドラゴンボールファイターズ』では実況の際に「戦いが速すぎて目で追えない」という旨の台詞を発する事はある)


第23回天下一武道会地球の神すら見切れなかった悟空vsマジュニア戦もしっかりと目で追っており、サイヤ人襲来編では逆に悟飯が(まだ未熟ではあったが)ヤムチャとサイバイマンの戦いの速さについていけない状況になっている。以降の物語でも戦線から外れるものの、戦いを見守りつつ他の非戦闘キャラたちに戦況を伝える役割を果たしている。

実質、このポジションはブルマサタンなどの一般人視点のキャラクターたちのほうが該当する。


では、なんでこんな言葉が生まれたかと言えば、某所にて『ヤムチャの気持ちが分かる動画』というタグが発生し、その略称・もしく副産物として生まれたようである。

元々の原義的に考えれば「ヤムチャさんがいま戦っている両者の実力に呆然とする」(=試合はバッチリ見れている)とするほうがしっくりくるはずで、実際このタグが登場した初期にはその意味で使われていたようなのだが、「ヤムチャ=かませ犬のイメージが拭えないためか、いつしか「動きに付いていけず見切ることができない状態」という意味とヤムチャを見下しているファン達の勝手な誤解されてすっかり定着してしまったようだ。もっとも後に悟飯やトランクス、ピッコロ達といった実力者達ですらこの状態になってしまう。


ヤムチャが敵が完全に倒されたことに気付かないのは敵の動きが見えないのではなく、「人を殺さない主義」「面倒見のいいお兄さんキャラで、子供や女性や老人相手に本気を出さない性格」「人造人間8号人造人間16号と同様に、もふもふした温かいものが好きで、他人の幸せを素直に喜べる平和ボケな性格の為」とのファン見解もある。

ヤムチャの特技は、料理や乗り物の運転(悟空とピッコロは、アリオリ回で「戦う力があるから車の免許はいらない」と言われた)で、彼が弱いというよりは、等身大の人間過ぎる為、バトルオタクだらけのZ以降のドラゴンボールの世界で浮いてしまったとも解釈できる。


某所では、タキシード仮面の演技がヤムチャ化している動画(主に女性に惑わされている演技。リナレイに似ている。)などの、別の意味でも「ヤムチャ視点」のタグが使われることがあった。


関連タグ

ドラゴンボール

ヤムチャ 周りがすごいだけ

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