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緋村剣心

ひむらけんしん

和月伸宏の漫画作品『るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~』の主人公。
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概要

CV涼風真世(アニメ&OVA)、鈴木真仁 (幼少期)、緒方恵美(CDドラマ)
演:佐藤健(実写映画)
演:早霧せいな(Sagiri Seina)(宝塚歌劇・雪組公演)

逆刃刀を腰に、不殺(ころさず)を誓う流浪人
短身痩躯で赤い髪の優男女性のような顔立ちで、アニメ第1話のサブタイは「伝説の美剣士 愛ゆえに戦う男」だった。左頬に大きな十字傷がある。
神谷薫の家に居候している。

元・長州維新志士幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説剣客。当時を知る者からは「抜刀斎」の名で呼ばれる事が多い。

飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手。
性格はいたって温厚で心優しいが、戦闘時には抜刀斎の時に戻ったようになる時も。
過去の所行故、剣心を恨んでいる人物は多いが、同時に慕う者も多い。

若く見えるが、ストーリー開始時点で既に30歳(数え年)と、少年漫画ヒーローとしては設定年齢が高めである(読切版や第2話ではこのネタがオチ)。
「少年誌で三十路の主人公はちょっと…」と担当から物言いが入ったため、剣心だけ時代考証を無視して満年齢表記にし、28歳としてギリギリ二十代に収めている。
このため、わずか14歳で殺し屋になるというハードな背景を背負うことになった。
バツイチ(やもめ)で、前妻は雪代巴

剣心皆伝のパラメーターでは以下のようになっている

戦闘力知識知恵精神力カリスマ個別能力
孤児時代1234優しさ 5
暗殺者時代5434非情 5
流浪人時代4445天然 5
京都編人誅編5545生きようとする意志 5
夫時代4455家族愛 5

プロフィール

生年月日嘉永2年6月20日
身長158cm
体重48kg
血液型AB
星座双子座
出身地不明(関西)
特技口八丁
苦手なもの薫の料理


経歴

幼少期

心太」として貧しい農家の子として生まれる。
物心付いて程なくして両親を当時蔓延したコレラによって亡くし、身寄りが無くなり人買いの一団の手に渡る。
そこで同じ境遇の年上の三姉妹と束の間心を通わせるが、すぐに一団が移動中に野盗達の襲撃に遭い皆殺しにされてしまい、彼だけが偶々通り掛かった比古清十郎の手によって救われる。
その後、三姉妹や一団だけでなく比古に斬り捨てられた野盗達にもを作って弔っていたその心根を比古に見込まれて「剣心」の名を授かり飛天御剣流修行

墓に十字架を立てていることから、何らかの形でクリスチャンの影響を受けている様な説もあるが、三姉妹及びこの時以降は普通に墓石を建て線香を供える仏教的弔い方しか見せていない(後述の巴も含めて)。

少年期

13歳にして比古(当時28歳)と互角にド突き合える戦闘力を身につける。
飛天御剣流に対する信念の対立で、夜通し喧嘩したあと袂を分かつ。
桂小五郎の元で才能を見出され、暗殺者としての人斬り抜刀斎が誕生する。

このとき、桂との一問一答で、剣心は「多くの犠牲の先にある、より多くの人々の命が救われる時代のためなら」と答えている。

暗殺者時代(14~15歳)

標的以外のいかなる人間にもその存在を知られてはならないため、その剣は人を斬ることに何の躊躇もなく、恐るべき殺傷能力を遺憾なく発揮する。
「龍槌閃・惨」、「龍巣閃・咬」などの残虐な技も躊躇なく使用している。
やがて3桁を超える要人暗殺を行い、心の底から修羅へと化してきたとき雪代巴と出会う。
巴の影響は、何かを失っていた剣心にとって多大なものだった。そして少しづつ抜刀斎の剣の切れを鈍らせていくのであった。

遊撃剣士時代(15~18歳)

絶望を乗り越えた剣心は新時代のために遊撃剣士として、より苛酷な幕末京都の最前線で戦う役目を受ける。
だが、その心構えは暗殺者時代とは異なり「引けば見逃す。引かねば斬る。」であった。
要人暗殺は志々雄真実が引き継ぎ、新撰組三番隊組長・斎藤一とも激突。
人斬り抜刀斎の名は、浮浪人斬りとなった鵜堂刃衛や、江戸城を護衛していた四乃森蒼紫たちの耳にも轟くなど、戦場に身を置く者達に瞬く間に広まり、「幕末最強の剣士」として伝説の存在となる。
劇場版アニメでの描写を信じるならば、この頃薩長同盟に向けて複数回行われた会談の内の少なくとも一回には剣心も桂小五郎の護衛として参加しており、西郷隆盛及び坂本龍馬とも同じ室内に居合わせていた(完全に護衛と襲撃者の迎撃に徹していた為、彼らとちゃんとした対面や対話があったかどうかは不明だが)。

そして、幕末の終焉をむかえた鳥羽伏見の戦いにて、剣心はと化した雪代縁を目撃する。それは人斬り抜刀斎としての役目を終えたと同時に、15年にも及ぶ私闘の幕開けでもあった。

るろうに(18~28歳)

新井赤空から逆刃刀を託されたものの、新時代を迎えたことで剣心は長年に渡り戦いとは無縁の日々を送る。
その間、剣の腕は抜刀斎のときとは比べ物にならないほどに鈍ってしまった。
流浪人として千鶴を助けた後(薫と出会う前の正当なストーリーとのこと)、神谷薫に出会う。

本編(28歳~)

神谷薫明神弥彦と運命的な出会いを経て、神谷道場に居候するようになる。
新時代を迎えて10年、裏社会では復活した幕末の亡霊志々雄真実が、明治政府を脅かす存在となっていた。
それを受けて、政府命令で斎藤一は剣心の実力を計るためにその闘いを陰で観察していたのだった。
運命歯車が一気に動き出し、剣心は短期間のうちに次々と激闘を経験することになる。

喧嘩屋・斬左(相楽左之助)、黒傘・鵜堂刃衛、隠密御庭番衆御頭・四乃森蒼紫、真古流・石動雷十太など敵の強弱はあれ、戦いの度に剣心は人斬りとしての能力を少しずつ呼び戻していった。

そして、密偵となった斎藤一と再び激突し、完全に人斬り抜刀斎へと立ち戻らなければこの先は勝つことも人を救うこともできないと痛感し、志々雄一派に大久保卿暗殺されたことを機に「るろうに」へと戻り、志々雄討伐のために京都へと舞い戻る。

それまで使用していた「逆刃刀・影打」を超える一品である「逆刃刀・真打」を手に入れ、比古清十郎の元でまた修行を積む。
13歳当時は比古と互角に渡り合いながらも、明治に入ってからは見る影もなく剣の腕が落ちてしまっていた剣心だが、奥義を会得する瞬間と同時に人斬りとは異なる強さの「生きる意志」を身につける。
これによって人斬りに立ち戻らなくても全力を引き出せ、抜刀斎に匹敵する能力を身につけたのだった。
そして、志々雄一派の野望を打ち砕き、明治の平和を保ったのだった。だが雪代縁との私闘はまだ終わっていなかった。
この頃から剣気が物理的に辺りの物体に影響を及ぼすなど凄まじいことになっている。
この京都編で装備一新など、わりと少年漫画らしいキャラ展開を経ている。

平和な時間も束の間、人誅の名のもとに剣心の身の回りが次々と争いに巻き込まれていく。
魔都・上海で剣心たちを上回る修羅場を潜り抜けてきた雪代縁と宿命の再会を果たし、過去の悪夢に苦しむ剣心だが、今あるべきものを守ろうと決心し「抜刀斎を超えた剣心」へと立ち戻る。

人誅で一度は生き地獄へと落とされたが、死ではなくそれ以上の人々の命を助ける「自分だけの真実」を見つけ出し、ついには人斬り抜刀斎もそれまでの緋村剣心も完全に超えて生まれ変わる。
要所要所で細切れだった「生きる意志」が常態化したことで、生きる意志がより強いものとなり、それまでとは別格の潜在能力を発揮できるようになったのであった。
そして、雪代縁との私闘を経て、幕末から続く剣の人生は一段落を迎える。

数年後、飛天御剣流の負担から奥義のほとんどを撃てなくなるが、逆刃刀を成長した明神弥彦へと託し、後の時代を守ることとなる。

主な戦闘の概要


斎藤一
幕末からの宿敵斎藤一牙突の前に苦戦する。抜刀斎に立ち戻ることで牙突を攻略し互角の死闘を演じるも、決着は着かずに終わる。
その後も剣心が果し合いを申し込むも抜刀斎ではなくなったとして斎藤から放棄されたため未決着のまま物語は終わることとなる。

比古清十郎
剣心を凌ぐ圧倒的な技量を持ち、殺気のみで剣心が恐怖を感じ、技を放つだけで「死」を予感させる比古清十郎との修行の末、飛天御剣流突進術最速最強の九頭龍閃、奥義天翔龍閃、そして「生きる意志」を会得し、抜刀斎を超える力を手にする。

瀬田宗次郎
抜刀術においては剣心が勝るものの、超神速の縮地や飛天御剣流の得意とする先読みを封じる「感情欠落」によって「九頭龍閃」さえも破られ苦戦する。感情を呼び起こすことで、「感情欠落」を攻略し剣心が優位に立つ。最後は「天翔龍閃」にて宗次郎の瞬天殺を破り、大事なのは勝敗ではなく自分で「答え」を出すことだと宗次郎に説く。

志々雄真実
連戦による疲労困憊、満身創痍ではあるものの「日本の行く末」のため気力を振り絞って戦うが、「速さ」だけでは太刀打ちできないとされる志々雄に押され、気絶に追いやられる。仲間の助けもあって再び立ち上がり、限界を超えた力で紅蓮腕を返し、五連撃、九頭龍閃を浴びせる。
それでもなお志々雄は剣心とは桁違いの剣気を発して悠然と立ち上がり、深手を負って膝を屈する剣心に終の秘剣「火産霊神」を放つと宣言。決着は奥義対決へ。
志々雄は天翔龍閃を防いだが飛天御剣流の抜刀術は「隙を生じぬ二段構え」であり二撃目が直撃する。志々雄の肉体が限界に達し、剣心は優位に立つも由美の言葉に油断した隙に腹部を刺され瀕死の状態となりはじめて本当の「死」を実感し一度は諦めかけるが、自分をまつ薫の強い想いにて再度立ち上がる。先に立ち上がっていた志々雄が一撃を与えようとした瞬間、限界を超えた志々雄の肉体が発火し決戦は終結する。

雪代縁
初戦では縁の「倭刀術」に翻弄され、縁の発言によって動揺した剣心は飛天御剣流の技を出し始めるがどれも破られていく。「九頭龍閃」を出すが常に精神が肉体を凌駕している縁は平然と立ったため、剣心は奥義を放つことを決心。奥義対決となる。剣心が巴を殺した「罪」の意識への償いの「答え」を見つけ出さなければ勝てないのではという薫の予感は的中し、不敗であるはずの天翔龍閃は縁の絶技「虎伏絶刀勢」によって完全に破られ、剣心は膝を屈してしまう。人誅の真の目的を悟った剣心は気力を振り絞り凄まじい気迫で縁を圧倒し、倒しかけるが…。
最終決戦では剣心は「答え」を見出し、疲労困憊、満身創痍をも感じさせぬほど充実した前回を上回る気力で縁を迎え撃つ。一方の縁も前回と違い剣心の殺害を目的として本気であったが、それ以上にそういった表層的な問題ではなく剣心に対する負の感情により以前より強くなっていた。
初戦では通じた「九頭龍閃」すら終には完全に攻略され、他の技も攻略されたため剣心は「詰め手」を封じられる。しかし、なおも剣心は縁に屈しないため縁は奥の手「狂経脈」を発動。異常な感知能力と超神速を上回る超々神速の反射速度で剣心を圧倒するが、剣心は「狂経脈」の攻撃を上げれば上げるほど防御力が下がってしまう特性を見抜き龍鳴閃にて攻略する。
勝負は五分と五分になり、決着は奥義対決へ。前回と違い、迷いの無い剣心の「天翔龍閃」は本来の力を発揮。剣心は縁への直撃を避け、倭刀を破壊。縁を諭し、戦いは終結する。


剣心の宗次郎戦、志々雄戦、縁戦などに色濃く見られる「不殺」や「償い」、「勝てば正義ではない」は本作における一貫したテーマであり、それと対になるものとして斎藤一の「悪・即・斬」や志々雄真実の「弱肉強食」などがある。


ニート?

主夫も立派な仕事でござる。



近年では定職を持たず神谷道場の食客である彼がネタでニート扱いされているケースが(PIXIV内を含めて)多いが、厳密には彼は(物語ラストで)結婚する神谷薫の道場運営及び生活を進んで手伝って(働いて)いる為主夫業』とみなされニートではない。特に料理の腕は薫よりも圧倒的に上である。

更に言うなら、雪代縁との対決後、飛天御剣流の技が殆ど使えなくなるまでに衰えても山県有朋ら明治政府の者たちの頼みを断りきれずに危険な状況にある場所まで剣の腕を生かしに行った模様。
…もっとも、原作のラスボス戦のアニメーション補完と原作のその後を描いたOVA版(星霜編)での彼はその行為が祟って、病気感染やら遭難やらとかなり悲しいコトになっている。
これならニート扱いの方が良かった」と思ったかどうかは本人のみぞ知る所であろう。

モデル

幕末に実在した人斬り河上彦斎がモデルであると、作者の和月氏は公言している。
剣心と同じく短身痩躯で容姿は女性と間違えそうになるほど中性的であり、普段は物腰柔らかで礼儀正しい人物であったという。
幕末の思想家佐久間象山を白昼堂々暗殺した逸話で有名だが、それ以外に暗殺の話は特に無いなど謎めいた部分も多い。
なお、『るろうに剣心』世界にも、剣心とは別に河上彦斎が存在しており、「自分のそっくりさんなど迷惑。一度会って話をつけなければ」と考えているらしい。

外部出演

ジャンプスーパースターズジャンプアルティメットスターズにも武藤カズキ共々参戦。

2014年にはJスターズビクトリーバーサスに出演。
剣士キャラとしてはリーチが短く、踏み込みの距離も無いため、慣れない内は距離感が掴みにくい。飛び道具も無く使い勝手のいい技も少ないので、操作性はあまりいい訳ではない。
刀を納める抜刀モードに切り替える事が出来、この時の機動力は全キャラ中トップ。
一気に懐にもぐりこんでコンボを始動するのが剣心の基本戦術となる。
慣れてしまえば最速の機動力を活かした連撃が可能になり、圧倒的な手数で攻め立てられる。
使い込めば使い込むほど強くなるため、上級者ないし玄人向けのキャラクターと言える。

Jアドベンチャーではケンシロウ剣桃太郎とともにプレイヤーの前に立ちはだかる。
掛け合いでも弱きを助けるスタンスを貫いており、ハイキュー!日向翔陽に励ましをかけたりしている。
坂田銀時とは名前が似ている組織と因縁ある者同士で妙な共感が生まれていた。似た時代を生きた「刃の無い剣を持つ修羅」同志、通ずるものは有るのだろう。

らすとさむらい
J-STARS ver.3



ちなみに銀時とは知り合いが似ているような気がしないでもない。

関連イラスト

剣心
剣心


【リク絵】飛天御剣流
緋村



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るろうに剣心 剣心 抜刀斎
神谷薫 相楽左之助 明神弥彦 高荷恵 比古清十郎 緋村剣路 雪代巴
斎藤一(るろうに剣心) 四乃森蒼紫 鵜堂刃衛 志々雄真実 雪代縁
剣薫 抜巴
逆刃刀 天翔龍閃 九頭龍閃 緋村一家 剣心組

剣士 スカーフェイス 長髪 一本結び 働きたくないでござる

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