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善之助

のちのぜんまいざむらい

「ぜんまいざむらい」の主人公。ぜんまいざむらいだと作品そのものを指すためここでは生前の姿である善之助も併せて解説する。

概要

CV:鈴木晶子

ぜんまいざむらいの主人公。頭の上にちょんまげの代わりにぜんまいがついており、腰には4色のだんごが連なった「必笑だんご剣」を挿している。


もとは泥棒『善之助』だった。団子を盗もうとした際に嫌いなねずみに驚いて井戸に落ち死んでしまった200年前の人物だが、大福の神によって蘇生させられ、ぜんまいざむらいとなる。

(ちなみにぜんまいざむらいは大福大ちゃんと呼んでいる)

頭のぜんまいによって命を保っており、ぜんまいばねがほどけ切ってしまうと再び死んでしまうが、善いことをすると大福の神によってばねが巻かれて寿命が延びる。108の善を施せば元の人間に戻れるらしいが、第152話時点ですでに108回の善を施し終わったことが判明した。

しかし施し終わるまで1年以上経っていたため利子が付いてしまい、今の姿のまま善を施し続けることになった。


腰に差した「必笑だんご剣」を振るうことで先についた団子を飛ばすのが必殺技であり、団子を口に放り込むことで美味しさで悪人を改心させたり、争いを止めたりすることができる。

だんご剣はぜんまいざむらい以外では抜けないが抜いたあとなら誰でも使用可能。


普段はだんごやいっぷくに豆丸とともに居候している。

だんごを食べ放題だが店の手伝いをさせられており、豆丸ともどもおばばの悩殺ポーズの最大の被害者。


ずきんちゃんに好意を寄せており

彼女がなめざえもんに絡まれる→必笑だんご剣を抜いてなめざえもんを改心させるのがお約束パターン。


強い電気ショックを受けるとアクタレざむらいに変化する。

グヘヘヘ

この状態のだんご剣は不味いうえに食べた人間もアクタレにしてしまう。

悪いことばかりするとぜんまいが解けきって本当に死んでしまう。


頭のぜんまいは大福の神でないと巻けないが定期的なメンテナンスが必要。ぜんまいの残り回転数が少なくなったり、さび付いて動きが悪くなると体調不良になり、機械油と間違えてハチミツを差したときはスランプに陥った。

また、自力で回転させることも可能であり、船が動かなくなったときや跳ね橋を上げるときにスクリューの要領で窮地を脱するのにも使われた。ただし、これは同時に寿命を削る諸刃の剣でもある。


後に「必笑七色だんご剣」をわたあめひめを経由して使用する。

だんご剣が通用しない相手(なめざえもんのママ)などに使われた。

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